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ORTOVOX(オルトボックス) TRAD 25 (トラッド25) のレビュー

オルトボックス トラッド25

先日アップした「日帰り登山のザックは何リットルが良いのか?」という記事でも書きましたが、ORTOVOX(オルトボックス) TRAD 25 (トラッド25)を購入しました。

日帰り登山のザックは何リットルが良いのか?

いや~なんか緊急事態宣言が延長されましたね~!! 厳冬期の登山が出来ずに、残雪期に突入か~~ ということで、最近は山道具の整備と登山ウエアのアップデートと室内での登山あるあるにいそしんでおります(笑) ...

緊急事態宣言下なので東京都内での軽ーいハイキングと称して、高尾山にて使用感を見極めるために行ってきました。
なので今回は25Lのザック容量で日帰り登山をした感想とORTOVOX(オルトボックス) TRAD 25 (トラッド25)自体のレニューをしたいと思います。

ORTOVOX(オルトボックス) TRAD 25 (トラッド25)

オルトボックスは山爺も当初は雪山で使うビーコンや、BC向けのザックを扱ってるのかな~くらいの印象しかありませんでした。

雪山登山を始めて3シーズンは経ちましたが、たまにオルトボックスのザックを背負った方を見かけました、また塔ノ岳に行った時も35Lくらいのオルトボックス(たぶんトラバースというモデル)を背負った方に話しかけたくらいでした。

BCやる方なら結構メジャーなんでしょうね!商品ラインナップもクライミング系もあるので普通に登山にも使えます。ちなみにトラッド25はクライミング系ですよ。

各部紹介

ではでは各部の紹介をしていきたいと思います。

見た目は非常にシンプルで25Lですがしっかりとフレームが入っています。素材感も申し分なし、最近のULザックに比べれば重いのかな?

素材:210dHDリップストップナイロン+420dHDリップストップナイロン
容量:約25L
サイズ:53×26×12cm
背面長(背負丈):45cm
重量:750g

このトラッド25はクライミング系のラインなので、シンプルな作りとオルトボックスの中では軽量なシリーズになります。実際にショルダーベルトも薄く、ウエストベルトはコードのみとなります。

正面

まずは正面を見ると至ってシンプルでざっくり袋状と言う形でなく尻つぼみな形をしています。センターにデイジーチェーン的なギア外付け用のフックが1本とポールやピッケル等を付けるバンジーコードが4カ所ついています。今回の山行では外付けをしてないので使い勝手は未知数ですが、雪山登山時のワカンやアイゼン・ピッケルも問題なく付けれそうです。

オルトボックス トラッド25

※マイナス点立体構造の尻つぼみなので、固い物を一番下部に入れるとかなりの空間ができてスペースロスをするので、パッキングには気を使うかもです。(慣れれば大丈夫)

それから正面の全体3/4程をジッパーで開閉できるので使い方によっては大変便利です♪実際今回の山行ではトップを空けずにジッパーだけで事足りました。(このジッパーが空くことで上記のマイナス点を解消できます、空いた下部の空間に細かい物を詰め込めばザックのスペースロスは解消されます)

オルトボックス トラッド25オープン

オルトボックス トラッド25オープン

背面

今度は背面ですが、決して背面のパッドは厚くありません。写真での見た目ほどブロックパターンは機能していない感じなので、通気性はそこまで期待するほどではないです。それからアルミのパイプのフレームが入っていますが、かなりしっかりしていますので背負い心地はかなり良いです(^^)

オルトボックス トラッド25背面

オルトボックス トラッド25背面2

汗抜けが心配の方はメッシュ背面の別売りを装着してください。冬期であれば気にせずそのまま背面で問題はないと思います。

それから背面上部には「RECCO反射板」が付いています。雪崩により雪中に埋没した人の捜索のために作られた遭難救助システムらしいですが、これはあくまでも反射板なので、実際に電波を発信するには専用の発信機が必要らしいです。

RECCO

余談:世界ではこのRECCOが主流だったらしいです、周波数帯が極超短波という比較的指向性の高い電波を使っているようです。周波数帯が915MHz~917MHzと倍の1834MHzが使われていて、915MHz前後周波数で捜索して、反応があれば倍周波数1834MHzになって返ってくる仕組みだそうです。メリットは915MHzという周波数は指向性が高く積雪に浸透しやすい特徴があり、乾いた雪だと5mくらいまで届き、雪中は最大10mまで届くらしいです。要は見つけやすいってことですね!(電波法の関係で日本ではビーコンが主流ですが)

サイド

次はザックのサイド部です。普通この部分は上下にストラップがありポールや長尺のギア等を装着することができますね。トラッド25もそのようになっています。ただしギミックがあり上部ストラップには余ったベルトの処理として末端にベルクロが付いてます。これって地味に便利で見た目が美しくなる(笑)

オルトボックス トラッド25サイド

ザックの各ストラップって余ったベルトがプラプラしてるのってあまり美しくはないですよね!昨年導入したEXPEDのザックにもこのベルトの末端処理にはベルクロが付いていて地味ですが、非常に便利かつ美しい♪

クライミング用なので、ポケットはありませんのであしからず!

トップ

ザックのトップの構造ですが、普通ザックの雨蓋はザック本体と切り離したりベルト等で繋がっていることがほとんどだと思いますが、このトラッド25はザック本体に甘蓋部分がくっついており、ザック口の開閉は雨蓋ごと行います。

オルトボックス トラッド25TOP

開閉一瞬で開くクイックドロータイプなので、慣れるとめちゃめちゃザックの開け閉めが簡単になります。それから通常のザックなら雨蓋のストッパーはバックルが多いと思いますが、フックタイプになります。EXPEDのザックもフックタイプだったので、今では何の違和感もありませんが慣れるまでは変に感じるかもしれません。

オルトボックス トラッド25クイックコード

それから雨蓋には背面側にファスナーがありますので、少々の収納もできます。ヘッ電だったり直ぐに使う小物(手袋・行動食等)は十分収納できる容量です

内部

    
内部はいたって普通の1気室です。ただし先に言った通り尻つぼみの構造になているので、パッキングには工夫が必要です。
内部の上部にはハイドレーションの口とハイドレーション引っ掛けるバックルが付いているので特段他のザックと変わりはないと思います。

オルトボックス トラッド25ハイドレーションコード

以上が各部紹介でした。

使用感

で実際の使用感ですが、かなり良いです(個人的には)♪

この日は12kmほどのハイキングでしたが、一切肩も痛くならず何かの不具合も出ずでした。

ちなみにザックの中身は以下の感じで、たぶん8kg前後でしたが重量分散もほどほどで(肩と腰)変な事も無くアタックザックとしても、日帰り登山(雪山含む)として十分に使えます。(当然肩への比重は多いですが)

・ヘッ電
・エマージェンシー一式
・雨具一式(上下)
・ダウン
・火器類(バナー×2/クッカー類×4)
・水1L
・食材
・保温マグ500ml
・予備バッテリー
・着替え

始めて山道具屋でザックを背負わずに買ったのですが、かなり秀逸なお気に入りのザックに出会いました。しいて言えば背面長さがこのトラッド25は45cmなのですが、この下のサイズで背面長43cmというトラッド24Sというモデルがあります。そちらを背負っていないので、もしかすると168cmの山爺にとってはトラッド24Sが正しい背面長かもしれません。

ですが今のところ1回のみ1日の使用ですが、ヘビーユースになりそうな予感のザックです♪

まとめ

今まで日帰り登山は30Lのブラックダイヤモンド スピード30を使ってきましたが、やや持て余している感(すかすか)だったのですが、今回購入したORTOVOX(オルトボックス) TRAD 25 (トラッド25)はジャストな容量で、ザックもきれいに見せることが出来ました。もちろん厳冬期等での日帰り登山はまだ試していませんが、緊急事態宣言が解除になったら試してみたいと思います。

本当に変なこだわりですが、どうしてもザックの容量がジャストフィットできれいにパッキングしたいと思っていたので、非常に良い買い物が出来ました。

高尾山あたりでは少々浮いてる感じのオジサンになっていましたが(笑)

他のオルトボックスのザックも試してみたくなりました、こりゃあ又ザック沼に突入かな~(笑)

ではでは。

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