登山を始める

ども、山爺です。このページはこれから登山を始めたいって言う初心者40代50代の方への内容なので既に登山をしている方にはあまり意味がないかもしれません、あしからず!(ちなみに山爺が登山を始めた年齢は44歳の時です)

では「これから登山を始めたい」「何からすればいいの?」「登山って何を揃えたらいいの?」って言う方は是非参考にしてください。

細かい事は、それぞれカテゴリー別にレビューも含めて書いていくので知識と情報を得てください。

※実際に山爺は、最初の登山は嫁さんに連れて行かれのが始まりで、徐々にザック・服装・登山靴等を揃えっていったので参考にしてください。


登山する山はどこ?

じゃあ、実際登山を始めるにあたってどの山からスタートすれば良いの?ってことになりますよね。個人的には低山1000M前後のハイキングレベルからスタートするのが一般的だと思います。 EX)高尾山の6号路(ケーブルカーは使いませんよ)

1 低山

低山とは個人的主観ですが1000m前後を指しています。神奈川県/丹沢(一部)、東京都/奥多摩、東京都/高尾山、茨城県/つくば山などが当てはまると思います。

2 2000m級

2000m級の山とはその前後を指しています。東京/雲取山、山梨/乾徳山、長野県/大菩薩嶺等、このクラスの山は大変多いです。(森林限界までの山)

3 3000m級(高山)

富士山を筆頭に、山梨県/北岳、長野県/涸沢岳、長野県/槍ヶ岳と名だたる山々ですね、俗に言う○○アルプスの山々は殆どが3000m前後です。(森林限界2500m以上~)

注意ポイント

登山をするにあたって間違えてはいけないのが実は【標高差】です!どういう事かと言うと次の場合どちらがつらい登山なのか?
①標高2500mの山 登山口から標高差500m
②標高1300mの山 登山口から標高差1200m

一概には言えないのですが、実際②のほうがキツイ登山になります。低山といっても標高差によっては、もう二度と登山しないって感じになります(笑)
逆に、①の場合は違う意味できつい部分(空気が薄い)はありますが、割と簡単に登れて別世界を見ることができます!

最初から一人で登山を始められる方もいると思いますが、ステップアップの意味もありますので低山から初めて徐々に標高の高い山を目指すのがベストだと思います。(自分の体力や技術によっても変わってきます)また、岩場が多い山や樹林帯のみ等、行く山によって様々な種類がありますので、趣味趣向・ご自分の技術によっても行く山は変わってきます。

ちなみに、山爺の初登山は「東京/高尾山」からスタートでした(日頃の運動不足もあり瀕死の状態でした(笑))

登山の行程/計画(日帰り・小屋泊・テント泊)

必ず登山計画を立てましょう!
低山だから登山計画はいらなよって思うのは間違い!どんな登山でも計画を立て万が一の場合も想定し、不測の事態に対応する事が肝心です。自分の体力・登山技術によっても変わってきます。また、日帰り・小屋泊・テント泊の違いや登山口までの移動手段によって計画は多岐に分かれていきます。事前の準備は非常に重要です。基本は早め早めの行動を心がけましょう♪(公共交通機関か車かで変わります)

順序的には以下の通りで計画します(日帰りの場合)

  • 山の選定(山・行程)
  • 登山開始時刻(自宅からの出発時間を逆算)
  • 休憩ポイント選定
  • 山メシ休憩
  • 下山完了時刻(季節にもよりますが15:00をリミット)以下に実例を明記するので参考にしてください。

1 低山の場合

高尾山(日帰り)

  • 8:00スタート/○○号路(6:30自宅出発/電車)
  • 45分に1回/5分休憩
  • 11:00もみじ台にて昼食休憩/45分
  • 14:30下山完了→帰宅

2 3000m級の場合

北アルプス燕岳(小屋泊)

  • 6:00スタート/中房温泉登山口(前日24:00自宅出発&車中泊/車)
  • 45分に1回/5分休憩
  • 12:30燕山荘到着昼食兼チェックイン
  • 14:00燕岳ピークハント
  •  8:00燕山荘出発(翌日)
  • 14:00下山完了→帰宅

行きたい山を決めたら、その山行にかかる時間を逆算でスタート時間を決めていきます。山爺が良く使うのは以下のサイトです。

ヤマケイオンライン

この地図でおおよその時間を計算して山行計画を立てていきます。標準タイムからご自分の体力に合わせて時間倍率を変更できますので活用してみてください。

日帰り・小屋泊・テント泊と様々な山行があります。こちらも、ご自分の体力と技術によって同じ山でも全く異なってきます。もちろん装備も変わってきますので、徐々にステップアップしていくことが望ましいと思います。

登山の服装や装備(登山靴・ザック・持ち物)は?

この服装と装備は一番難しい、まさに十人十色だと思います。実際に使ってみないと分からない装備もあったり、行く山によっては追加装備もあったりします。服装も寒さに強い弱いでも変わってくるので基本を記載していきます。
(山爺もトライ&エラーを繰り返して散財しています(笑))

 

服装

基本は【3レイヤー】です!

  • ベースレイヤー(肌に一番近く吸汗速乾に優れている物)
  • ミドルレイヤー(保温性能・季節により素材が違う)
  • アウターレイヤー(風よけや保温の為に着る)

例えば(モンベルの商品で夏を秋を想定・気温15度~20度)

  • ベース  ジオラインLWTシャツ+クールロングスリーブT
  • ミドル  クリマプラスジェケット
  • アウター ストームクルーザージャケット

※ベースとアウターの間にダウンジャケットを着用の場合もありで春夏秋冬でこの3レイヤーを基本に服装を足したり引いたりします。また行動中も気温や体温の変化で服装をチェンジしていきます。登山経験がないと、どうしても厚着をする失敗が多いです

注意ポイント

※特に気を使わなければいけないのは「インナー」です。できるなら、それなりのブランドの物を着てください。なぜかと言うと登山は思いのほか「汗」をかきます。実はこれが登山にとって大敵であり、「汗冷え」を起こします。オーバーな言い方をするとgo to heavenに直結しますので吸汗速乾に優れたインナーを選ばれてください。(最近は○○クロでもスポーツ系のアイテムがあるので使用可です)

ちなみに山爺は登山初期のころ、晩秋に低山で○○クロののヒー○テックをインナーにしたことがありましたが、山頂に着いたとき自分のかいた汗で冷えまくりガタガタ震えたました完全な失敗です。以来インナーは数種類もっていますが適時なものを着ています。

(安く安心なブランド モンベルはこちら)

汗をかかないような登山が重要なんですが、必要以上に着こみ過ぎて暑くて汗をかくのは問題外!少々寒いかな位で全然OKです。だって登りで直ぐにハァハァ言いながら汗かきますから山爺の場合(笑

ザック・登山靴

ザック・登山靴においては日帰り・小屋泊・テント泊、山のレベルによって変わってきます。

ザック

  • 日帰り 30L前後
  • 小屋泊 40L前後
  • テント泊 55L~

好みもあると思いますが独断と偏見で上記のような感じです。日帰りに関しては良く20L前後のものでハイクしている方もいますが、いざという時の服装や雨具・エマジェンシー類等は持っているのかなと不安に思う事も・・・ザックも細かい事を言えば体に合うかどうか、登山ショップでフィッティングしてからの購入をお勧めします。

登山靴

登山靴もハイクスタイルによって様々ですね、最近ではトレラン用の靴で3000m級の山を登る方もいれば、トレッキング用の柔らかい靴で岩場の多い山を登る方もいらっしゃいます。
予算の都合もあると思いますが、個人的にはオールマイティに登山をするのであれば、バックパッキング(縦走用)の登山靴があれば最低3シーズン(春夏秋)は大丈夫かと思います。

  • アルパイン:厳冬期/アイスクライミング/残雪期高山
  • マウンテニアリング:4シーズンアルパイン(除厳冬期)/岩場等
  • バックパッキング:日帰り/テント泊/低山含む登山/3シーズン
  • トレッキング:軽登山/低山/日帰り

登山靴の違いは大きく2つ【素材】【靴の固さ】です。素材には「革」と「化学繊維」があります。
「靴の固さ」は靴底の固さなのですが、これは上の種別でいうと上から順に柔らかくなってきます。靴底は固ければ固いほど歩きづらく疲れます、ただし登山の種類によってはその固さが必要になる場面が所々あります。厳冬期に使うアルパイン以外は素材・靴の固さも含めてどちらも一長一短ですので、デザインも含めてお好みかなって感じです。ただ、自分の足に合う靴が一番ですし、行かれる山によっても変わるので流行だけで購入するのはNGですよ!

持ち物

持ち物は多くなれば、それだけ重量が増して重いザックを背負って歩くことになりますが、どんな登山においても必要最低限持っていなければいけない物があります(個人によって様々だと思いますが)一応参考までに列挙します。※山爺の場合

  • 地図/コンパス
  • ナイフ/常備薬等(薬・絆創膏・テーピング等)
  • ツエルト(緊急ビバーグ用)
  • 行動食(SOYJOY・カロリーメイト・スニッカーズ・トレイルミックス等)
  • 水(ウォーターキャリーにて2L)
  • レインパンツ/防寒具(フリース・ダウンジャケット等)
  • サングラス(目の保護:山は紫外線が強いです)
  • 食糧(お好みで)/バーナー/クッカー/防水マッチ等
  • ティッシュ/タオル/レジ袋(結構な割合で鼻水でます)

日帰りであろうとテント泊(+テント・マット・シュラフ等)であろうと最低限上記はザックの中に入っています。人それぞれで削る物もあるとは思いますが、命に係わる物は必須ですので万が一に備えて持参をお勧めします。季節や危険なところでは以下のような装備も必要になります。

  • ヘルメット(最近は着用を推奨している山が増えています)
  • アイゼン(軽アイゼン~12本爪)
  • ピッケル(雪山で使います)
  • グローブ(インナー/ミドル/アウターとレイヤリングしたりします)
  • 防寒具(帽子/目出し帽/ネックゲイター等)
  • ゴーグル(雪山強風時に)
  • ビーコン(雪山必須の救助信号発信機)
  • 保温マグ(寒い時期の水分補給用)

だいぶ必要な物が出てきましたね、でもご安心を短期的にその時期だけ必要な物を直ぐに買い揃える必要はありません。必要になったら少しずつ買い揃えればOKです。山爺も相変わらず少しづつ足りない物を揃えていってます。代用品は何かしらあるので対応しながら揃えていけばOKです。今ではレンタルも充実してますよ!

登山知識(ルール・マナー)

これも諸説あるものやケースバイケースな事が多いですね。最初は分からない事がいっぱいあるので少しずつ覚えて行けばOKです。まずは基本的な事を明記します。

・山岳保険
ニュースになるような遭難もありますが、救助要請はかなりのお金が必要になります。万が一のため保険に加入する事をお勧めします。(ジロー、ココヘリ等)
・登山届
最低限、家族や知人にはどこに行って何時に帰る等を行い、登山届を登山口等の登山届箱に入れる。
・移動時
交通機関(電車・バス)の中で気を付けるのは、トレッキングポール/ピッケル/アイゼンの爪等には十分気を付ける、ザックを体から外して邪魔にならないようにする。
・登り優先
登山道でのすれ違いは基本登り優先ですが、そうでない場合もあります。譲り合いと状況を見て、声を掛けあいましょう。
・登山道
登山道の真ん中で休んだり、道をふさぐようなこともNGです。休憩や写真を撮る際は邪魔にならないようにする事。
・ローインパクト
登山道を外れて歩くと草花をつぶしてしまいます。また、トレッキングポールは先端にキャップをはめることをお勧め致します、環境保護のため。
・ゴミは持ち帰る
これは基本ですね。ゴミは全て持ち帰りです、山にゴミ箱はありません。
・トイレ
登山開始前にどこにトイレがあるかチェックは重要です。基本、山にはトイレがありません(小屋等は除く)万が一の場合は仕方ないので野外になりますが、ティッシュを使った場合は、そのティッシュも持ち帰ります。(余談:野グソ野ションの隠語「きじ撃ち」/男性・お花摘み/女性)
・早発ち/早着き
場合によっては日の出前から出発しますが、早い時間に出発をして目的地には早く着くよう心掛ける。トラブルがおこらないとも限りませんので。
・就寝時刻
小屋泊/テント泊どちらもおおよそ20時遅くても21時には寝ます(小屋は20時が消灯)。いずれも山は他の生活音が一切ないので、話声すらうるさく聞こえることがあるので注意が必要です。
・水/残飯
極力、水は大切に扱います。山の中で水を補給できるところは限られます。食べ物の残飯も水場に残してはいけません。食べ切り・飲みきりが大切。ラーメンの残り汁を捨ててはいけません。
・タバコ
火事を起こさないこと当たり前ですが。携帯灰皿必須、周りの人に配慮(風下で吸う)

基本的な事を書きましたが、細かい事を言えばもっとたくさんあります。ルールが判っていないと恥ずかしい思いをすることにもなりますし、けがや遭難にだってつながります。少しづつでもいいので覚えると良いです。

登山で危険な事

山は自然相手ですので、様々なことに遭遇します。できれば危険な目にはあいたくないですけど!(そうならない予防策は多々あり)

  • 熊(まだ会った事はありませんが言わずもがな)
  • ヘビ/ハチ(ハチは遭遇有、足早で逃げました)
  • アブ/ぶよ(夏に結構いますので、防虫ガードとスプレーしてます)
  • 猿(何度も遭遇しているけど場合によっては危ない、近づかないほうが無難)
  • 増水時の渡渉
  • 強風(体温も奪われるし、体が飛ばされます)
  • 落雷(遭遇はないけど、どこに逃げれば。。。)
  • 吹雪(ホワイトアウト寸前はあります、本当に何も見えず)
  • 雪崩(遭遇は無し、遭遇はしたくありませんが。。。)
  • 寒さ(夏でも朝夕で気温差が大きく高山では普通にダウンを着ることも)
  • 落石(人が落とすのも、落ちてきたのも見ています)
  • 遭難(遭難したことはありません:地図とコンパスを使っています)

他にも色々と危険な事はあります、自然相手だということは忘れないことが重要で、知識だけでも頭に入れておいた方がいいです。実際にはそういう危険な場面に遭遇したり、自分がなることは少ないかもしれませんが、対策や対処法は知っておいて損はありません。

まとめ

登山のいろはを書いてきましたが、装備は最初から全部揃えることは無いと思います。でも最低限ここはクリア(物のクオリティも含め)しておかなければいけないレベルがあるので、そこは間違わないように揃えていってくださいね。そもそも登山を続けていくか分からない場合はレンタルや知人に借りてから登山をしてから購入判断してもいいと思います。恥ずかしいけど山爺は、最初の登山時はダナーのブーツ履いてましたから(笑

登山スタイルには登山をやっていくうちに方向性が見えてきます。岩場が好きだから森林限界の高山に行くとか、森が好きなので低山で森林の多い山に行くとか色々変わってきます。どれも登山ですので好きなスタイルを見つけてください。

ちょっと危険なことやネガティブで面倒な事も書いていますが、それを全部ひっくるめて登山だったりします。都会には無い不便さを存分に味わい、たぶん山に行かなければ見れない沢山の景色や感動を体験できます(空気・モルゲンロート・雲海・ブロッケン現象・星空etc)

これから登山を始める方にとっては広く浅く書いているページですので参考程度にしてください。インターネット上には様々な意見やプレビューがありますが、恐らくどの方も個人的な見解だとは思います。基本このサイトは山爺が体験したこと実際使っている物のプレビューで構成していきますので、これから登山を始める方の最初の一歩になればと思います。また、登山を始めたい、これから登山用品を購入しようとか、何を買ったらいいのかと悩まれている方の役に立てばと思っています。

最後に、登山は自分の老いと体力の衰えを非常に感じるスポーツ?趣味?なので、多少でもいいので日頃から運動はしておきましょう。将来的な健康のためでもあるのですが、実際登山中に年齢がいくつも上(おそらく60代後半)の大先輩に余裕で抜かれていくこともザラです(笑 登山は競争ではないけど、自尊心やプライドが傷ついたり落ち込むことが個人的にはあります(笑。それも含めて登山なんだけど、日ごろのちょっとした運動をしていることで少しは楽に登山ができるようになるのも確かなので、40代50代でも遅くはないです、今から少しずつ鍛えて将来に備えてみてはどうですか!

最後に一言「山をなめるな!」って格言?があるんですけど、これってすんごい重要です~本当に山をなめてかかると痛い目にあいます。

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