山行記

槍ヶ岳への道DAY3(ババ平キャンプ場より下山)2019年9月13日~2019年9月15日

最高の天気の中での槍ヶ岳登山を終え、3日目は上高地への下山です。楽しかった半面これから待ち受ける観光客混雑と15kmという、変わり映えの無い飽きる登山道を歩かなければなりません。

かなり背負い重量は減っていますが、いかんせんメンタルが持つかどうか?

では下山開始です!

槍ヶ岳への道DAY1はこちらから


槍ヶ岳への道DAY2はこちらから
槍ヶ岳への道DAY2(ババ平キャンプ場よりアタック)2019年9月13日~2019年9月15日

思いもよらない嫁のアクシデントにてババ平泊まりからの槍ヶ岳アタックに変更になった山行ですが、ここからが本番です。さて、どうなることやらと思いながらも早朝3時起きで4時スタートを決めて出発です!(実際は ...

山行記録

予定通りにババ平キャンプ場を6時過ぎに出発できました。

この後はDAY1と同じルートを通ります。楽しみは徳沢園のソフトクリームだけを想い下山します(笑)。

下山はいつもネガティブな事ばかり考えます、これも登山あるあるかな?

・徳沢から登山道が混んでるんよなぁ~
・バス・タクシー待ちの行列がすごいだろうなぁ~
・横尾からの3時間だるいなぁ~

必ず、上高地を歩くときは上記のように思ってます、多分そう思っている人も多いのでは!?

3日目下山ルート(リンクでヤマレコ詳細が見れます)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2026522.html

ババ平~上高地~沢渡

下山は同じ道なのでちょっとショートカットします(笑)。お目当ての「徳沢園のソフトクリーム」から行きます!ちょっとこのソフトクリームは鉄板中の鉄板ですね^^。気温の高い日はなおさらですが、とかく登山中のソフトクリームはやめられませんね♪

「あぁ、だるいなぁ~」「観光客多いなぁ~」「道混んでるなぁ~」ってブツブツ言いながら、上高地バスターミナルに到着です!でも隣国の問題なのか何なのか、数年前より外国の方が少ないのは一目瞭然!意外にも上高地自体は観光客が少ないような気がしました。

急いで、バス乗り場とタクシー乗り場を見ましたが、タクシー乗り場は0名でバス乗り場は2~30人ほどしか並んでいません!

バスの係員に聞いたところ、混んでいるけど混雑の本番は13:00以降とのことで、それを見越してバスの時刻表関係なくピストンで運行していたそうです!どうりで直ぐにバスに乗れたわけですね、ラッキー♪

バスに乗った瞬間、嫁は爆睡(笑)。どうも下山時も新調ザックと格闘していたことと、「前もも筋」がやばかったらしく相当疲れていたみたいです!

あっ、ちなみに上高地(河童橋近辺)でお昼ご飯とか予定をされている方は、絶対11時前後じゃないとお店は無理ですよ!12時台とかはどこ行ってもウェイティングになりますからね!

そんなこんなで、沢渡駐車場に到着、お疲れ様でした!

日帰り温泉

さあ、下山後は温泉ですね♪かなりのオイニー発してますからね(笑)。

我が家が立ち寄るのは沢渡駐車場から車で5分!多分寄られてる方も多いかと思いますがこちら。

「梓湖畔の湯」
http://www.sawando.jp/
・料金 大人 730円 子供 360円
・時間 10:00~19:00
・温泉 内湯と露天(源泉かけ流しなので湯の花が結構浮いてます)
・休憩所あり

コンパクトな日帰り温泉ですが、沢渡駐車場から近くて帰り道なのでいつもここにしちゃいます!混んでいたイメージがないのもgoodです♪
ただこの日は、駐車場が空いてません、係のオジサンに誘導されて温泉施設の奥にある山肌の駐車場を案内されました、「梓湖畔の湯」では駐車場もやっているので、一般観光客が停めるので結構な台数が停めるみたいですね、沢渡大橋駐車場の目の前ですからね!

でも係のオジサンに「日帰り入浴です」って言えば何とか空きスペースに案内されるの、駐車場混雑時は一声かけてみてください♪

まとめ

2泊3日の「槍ヶ岳登山」でしたが、嫁の調子が悪かったこともありババ平への幕営変更したが正直これは正解でした。2日目の槍ヶ岳からババ平への下山最中に、何組ものテント泊装備の登山者とすれ違いましたが、気温も高かったせいもありますが皆一様に「虫の息」でした!山爺も初日調子が良かったとはいえ、殺生ヒュッテに予定通り到着できたか自信がありません!

テント泊装備で槍ヶ岳山荘まで上がる方には、本当に敬服いたします!ですが殺生ヒュッテや槍ヶ岳山荘のテント場は魅力的です、次回は槍沢ルートを通るか分かりませんが、いつかはどちらかにテント泊してみたいと思います。

剱岳登頂後、槍ヶ岳をやや下に見ていた山爺ですが、確かに剱岳に比べれば山頂への登攀は優しいです、でもそれ以上に槍ヶ岳へのアプローチには体力が必須です!剱岳もタフな山でしたが、違った観点からも槍ヶ岳への登頂は「一に体力、二に体力」だと思います!

でもそうでだとしても、大曲を過ぎ「槍の穂先」が見えた辺りからは、あたかもヨーロッパのような雰囲気でカールが広がりその先には、これでもかっていう尖った「槍ヶ岳」が見えれるのは圧巻です♪

槍ヶ岳登山のために長距離の歩荷トレーニングをしたり、登山をすることのない方からしたら意味不明な行動も、槍ヶ岳登山には必要だったと思います、現に槍ヶ岳から自宅に戻っても筋肉痛もありませんし、やっと表銀座に行ける体力がついたかなって思っているほどです!

体力さえあれば初心者も行ける山だと思います、ただし槍ヶ岳山頂へは短い距離ですが岩場の基本的な登攀技術は必要です(安全に上り下りするため)。経験者がいればなおさら安心ですが、是非機会があったら登ってくださいと言える山です。

長い山行記お付き合いいただき、ありがとうございました。

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