ギア・その他

登山ウエアで思う事(流行・廃り)

今回の記事は山爺の勝手な思いをダラダラ書くので、つまらなかった飛ばしてください。

最近登山中に、エッ!と思う登山ウエアを着た登山者に会う事が少なくなった気がします。登山に限らずウエア(アパレル)は流行・廃りがあるので、何とも言えない部分ではあるのだけど・・・

結論から言ってしまえば、登山ウエアは自由に何着ても良いんだけどね♪

結構、登山ウエアには気を使っている山爺ですが、なんで今の登山ウエアになったのかの変遷と他人の登山ウエアのあれこれ語っちゃいます。

目次

衝撃の出合い

今でも鮮明に覚えているのですが、登山ウエアで衝撃な出合いをしました。それは数年前に立山にテント泊縦走をした時です。

それは、最終日に雷鳥沢キャンプ場を後にして、いきなりでてくる整備された急登を、死にそうに登ってようやく登り切ったところにいた、初老のお孫さん連れの大先輩が目に入りました。山爺は虫の息でしたので、休憩するために立ち止ったのですが、その目の前で休憩されていたのが、衝撃の出合いとなる初老の大先輩でした。

何に衝撃を受けたかと言うと。。。

上半身:マムートの黒のベース
下半身:モンチュラのスリムなパンツ
ザック:アルパイン用50L位(多分ブラックダイヤモンド)
装備:ザイル(多分お孫さんのリード?)
体系:スリムより少しがっちり

そうです、この大先輩こそが山爺の登山ウエアに対する変革と憧れを抱かせてくれた人物です(笑)

山爺は上りのふもと側から見たので、その大先輩を少々見上げる形になっていたのですが、その姿はまるで

山爺
北斗のケンシロウや~!キラキラ~♪

一発で、やられました(笑)。そう、この立山テント泊山行が、劇的に山爺の登山ウエアを変えていきます。

過去の登山ウエア

もう既に、過去に購入した登山ウエアは殆ど売却して無いのですが、まぁ、写真で振り返ると残念くらいにスタイリッシュ感ゼロ(笑)こんな感じです。

少々、太っていたのもあるのでウエストサイズでパンツを買うと、だいがい裾長めで太ももまわりや裾もダボダボですよね~。

登山ウエアの知識として、マテリアルには結構詳しかったのですが、サイズ的にはアウトドアのアパレルだから大きくて当たり前だろみたいな考えを持っていたので、何も思っていなかったんです。

ましてや、山爺の山行スタイルは一般登山と言われる整備された登山道を歩くスタイルなので、ほどほどの物を買っておけば大丈夫という変な考えがありました。

登山ウエア変革

まずは、衝撃の出会いから5時間後、山爺は山屋のチェーン「石井スポーツ」にいました(笑)。立山で衝撃の出会いをした大先輩の恰好を真似するんだと、帰りの高速を走っている時から試着をしたくてしたくて、そんな事を考えながら岐路についたのです(笑)。

まさに、この時が細見のスタイリッシュな登山ウエアに変革するターニングポイントでしたね!

モンチュラmonturaのパンツ(品名)

そして初めてモンチュラのパンツに足を通したのです!

山爺
かっちょえー^^

やられた!やられた!やられた!・・・(カイジ風)

はい、その場でお買い上げ(爆)

今まで、こんなにスリムでタイトフィットの物は、プライベートでも着たことがなかった山爺は、目からウロコでしたね!

・裾のジッパーの開閉
・膝と臀部の補強
・控えめなモンチュラマーク
・クライミング要素デザイン

当たり前ですよね、山爺は大先輩とモンチュラに出会うまで「クライミング」というジャンルを全然知らなかったんです。もちろんロープ使って、バリエーションルートを登攀するスッゲー人達(アルパインクライマー)は知っていましたが、こんなに洗練されたアパレルがあったというのは知りませんでした。

テルヌアternuaのウィンドストッパー

ソフトシェル的なものを一切持っていなかった山爺が次に欲しくなったのが、このウィンドストッパーです。このブランド好き嫌いが別れると思うんだけど、なんで目に留まったかというと、イモトのイッテQの登山の時に着ていたのがテルヌアternua。ヨーロピアンな感じで、その時にいたガイドも恰好良くて・・・てのが始まり。

石井スポーツが輸入元なんで、石井スポーツで買い物している人だったら知っていますよね。なので懸念としては、登山靴で言えば「AKU」だし、好日山荘の「バーグハウスberghaus」もしかりで、皆が身に付けるようになるとちょっと嫌なんです、山爺ってば案外アンチなんです(笑)

テルヌアternuaのパンツ

冬用のパンツを持っていなかったので探していたところに、しかもセールで見つけました。モンチュラよりも細見で登山靴の足首部分にかぶせるとキツキツですが、妙に惚れたので購入(笑)

もう実戦投入済みですが、冬用だけあって-15℃でもOK。下はインナータイツ(モンベルMW)を履いているけど、全然へっちゃらでした♪(ダメだったらオーバーパンツ履きます)

なんてたって細見がカッコいい^^

細見パンツ・スタイリッシュな登山ウエア考察

細身のパンツやタイトフィットのアパレルを身に付けることによって、一般登山でも恩恵を受けることになります。
これは逆に言うと後から分かった事で、アパレルの機能面が如何に重要かを知るキッカケにもなりましたね。

・ダボついていないので、木に引っ掛からない(ハイ松とか)
・岩場上りでもひっかからない
・裾から汚れが入らない
・全身スマートに見える(笑)

そうなんです、非常に良い事づくめなんです!この前の天狗岳の下山中に、若いおにーちゃんから格好良いですねと、お褒めの言葉♪

山爺
もっと、言って~♪

ただ難点と言えば、ものによってはお値段が非常に厳しいですね。

モンチュラmonturaのパンツなんか、30,000円弱ですよ!牛丼が何杯食べれるんですか??ってお値段なので、おいそれと色違いは揃えられませんね。

注意

ガチの登山者に見えるため、へばった姿や岩場のダサい登り方は出来なくなる。

登山ウエア変革のまとめ

好き勝手に書いてますが、一つ分かったことはクライミングを意識した登山ウエアはかなりの機能的って言う事と、初心者でも登山上級者に見えるってことかな^^。ゴアテックスGore-Tex以外にも高機能素材もどんどん出てきて、ギア好きにはたまらないですね。

革新的なマテリアルが、各社様々な商品を展開中!

モンベル:DRYTEC
ゴアテックス:C-KNIT
ミレー:ティフォン50000
マウンテンハードウエア:DRY.Q

冒頭にも書いたけど、登山ウエアって技術革新で自分の持っている物が古くなったり、もちろん経年劣化で買い換えなくちゃならなかったりと、再購入するタイミングが必ずでてくる、そんなタイミングで登山ウエアのスタイルチェンジも良いんじゃないでしょうか!

最近の登山ウエアの色目は、ちょっと発色の悪い原色(赤・青・緑)が多くなっているけど、それもまた大人な感じがするので上手くマテリアルも考慮しつつ購入してみてください。そうそう、クライミング系のスタイリングも考慮してみてくださいね~

登山ウエア今昔

大分昔の登山ウエアから考えると、流行が変わりましたよね、特に女子!

昔は、嫁も「山スカート」履いてました(笑)。あとサポートタイツCW-Xの水玉色とかやたら蛍光色のラインが入ったもの、それから、やたらもこもこしたスパッツ(ゲイター)とかね、俗に言う山ガールファッション。
映画「岳」が公開された時のマムートの白いハードシェル(ソフトシェル?)も流行りましたね~

燕岳に行ったときに、関西のオバ様軍団(5~6名)と遭遇したんだけど、これは凄かった(笑)

上半身:ピンク・黄色・スカイブルー様々
下半身:山スカートにCW-Xの水玉やら蛍光色でコーディネート
ザック:ピンク系・黄色系

で関西弁バリバリで大声でしゃべりながら下山してた、そりゃもう圧巻でしたね(笑)

この登山ウエアスタイルって本当に見無くなった、この前トレーニングで高尾山縦走していた時に遭遇した率は、多分1割以下だったと思う。

山ガールの生息が絶滅危惧種に指定されているんじゃないかと思うくらいいない(笑)。本当は、登山やハイキングを辞めちゃった女子が多いんだろうね!だって、女子が読む「ランドネ」とかWEBの山ガールネットとか、何か最初のコンセプト(山ガール)から、ガチ登山だったりテント泊縦走だったりと迷走してる感じがありありだもん~

最近の女子の登山ウエア

男目線から言うと、何となく「The North Face」が増えてきている感があるんだけど気のせいかな?モンベルは相変わらず多いけど。

山スカートは皆無で、その変わり良く見るのがThe North Faceの「アルパイン・ライト・パンツ」。登山だけじゃなくて街着としても売れてるらしい!(実は山爺も何気に欲しい)

一昔前ならThe North Faceの登山ウエアなんて、あんまり見なかったし、どちらかと言ったらみんな山メーカーのウエアを着ていた感じがする。それだけ、The North Faceが売れてる証拠ですね。
(と言う割には山爺The North FaceのC-KNITオーバーパンツ持ってます)

先日、神保町でお買い物をしていて山屋の店員さんと話してたら、The North Faceって最近クライミング要素的なウエア展開をどんどんしてきてるって話になって、よーくパンツとかハードシェル見るとすっごい細見になってて、一昔前のThe North Faceの面影なし(笑)

今後はThe North Faceもまた要チェックですね^^

で現在の山爺のスリム・スタイリッシュとも関係してくるんだけど、全体的に昔に比べると、どの山メーカーも細身でタイトなデザインが多くなってきている。なので、うちの嫁も最近細身のパンツへとチェンジしつつあり、冬山用のオーバーパンツなんかは現在、ニッカボッカみたいになってるので、細見が欲しいと騒いでおります(笑)。

ちょっと失礼かもしれないけど、ご年配のオバ様もすごいおしゃれになってきた。登山靴みたら「スポルティバ」履いてたり、ハードシェルは「アークテリクス」「モンチュラ」だったり。時代は変わっていくんですね~^^。

でも、変わらずのチェックのシャツにふっといパンツにモンベル登山靴のオバ様も健在♪(決してディスってはいませんよ)。

女子は男以上におしゃれに気を使うので、流行・廃りでデザインが変わったりすると大変ですね!

登山ウエアで思う事まとめ

なんか好き勝手書いてみましたが、冒頭にあるように「登山ウエア」は好きに着れば良いんです♪でも、知ってるのと知らないのでは大違い、山爺がそうだったように!

街着でも流行・廃りがあるように、登山ウエアにも流行・廃りがあるってことですね。無理に流行に付いていくこともありませんが、自分の登山ウエアのスタイルを確立をするって楽しいですよね。

今、流行ののUL(ウルトラライト系)もしかりですが、技術革新があってこそのスタイル確立なので否定もしません。「このウエア素敵」「自分に似合ってる」「カッコいい」と理由は何でも良いので、自分のスタイルを見つける事の方が、登山をしていて楽しいんじゃないでしょうか?

なんか取り留めもない話を、だらだら書いてしまいましたが、ギア好きや登山ウエア好きには少々物足りなかったかもしれませんが、これから登山を始める方や登山ウエアを刷新しようとしている方がいたら、是非参考にしてください。

ただし、細身は体がスマートじゃないと厳しいので、そこだけは良くお考えになってくださいね(笑)。山爺もずーっと、細身が着れるよう努力していきます!

ではでは。

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