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やめられない登山時のコーヒー

下戸な山爺はもっぱら登山時はコーヒーを飲むのですが、コーヒーの豆・粉・ドリップ器具とこだわっていくと何かと重量も増えてしまうので難点ですが、山頂やテント場でのまったりした時に飲むコーヒーは格別なんですよね。

そこで今回は登山時(テント泊含む)に飲むコーヒーあれこれをご紹介します。

目次

登山時のコーヒーの飲み方

登山時にコーヒーを飲むと言っても、色々な方法があります。それぞれ各人のお好みだとは思いますが、「ドリップパック」「粉コーヒー持参でドリップ」「マグにコーヒー持参」「スティックインスタント」等いろいろですよね。それぞれメリット・デメリットがあるので経験則の上でお話します。(お手軽順にいきます)

保温マグ(夏場限定)

日帰り山行時にマグを2つ用意し1つはドリップしたコーヒーを濃いめに入れ、もう1つのマグには氷入りのミルクを入れます。山頂についたらマグカップに、それぞれをお好みで入れてキンキンに冷えた『アイスカフェオレ』を飲みます!(ちなみに500㏄の保温マグの半分は氷を入れてミルク(牛乳)を持ってきます、少なくともお昼くらいまでは全然氷は残るのでミルク(牛乳)の劣化はないかと:マグの性能によります)

これは夏限定ですが、非常にお勧めです♪

※夏場なので、ミルク(牛乳)の取り扱いだけは注意してください責任はとれませんので。

インスタント・スティックタイプ

まぁこれが一番お手軽だと思います。ゴミも少量ですし、重量もなくかさばりません。個人的には一番味が悪いと思っているのでほとんどコーヒーの場合は、この手の商品は持っていきませんね(最近のは出来がいいのでしょうか?)。

コーヒーではありませんが「ココア」「抹茶オレ」は持っていきます(笑)。それから「クリープ」もこのスティックタイプを持って行ってミルク感を出したい時に使います。

≪メリット≫
・軽い
・かさばらない
・ゴミ量少ない
≪デメリット≫
・まずいイメージ

【一番効率が良くて山行時の負担にならないのはこのタイプですね】

ドリップパック

最近はどこのメーカーからも出ている商品。マグの淵に引っ掛けてお湯を注ぐタイプ。山爺はもっぱら日帰り山行と重量を軽減したい時に持っていくコーヒーになります。

スティックタイプとの決定的な違いは「香り」ですかね!インスタント系といってもそこはドリップなので、味の深みとかは別にして「香り」はよくできていると思います。

ここのところ軽量化の観点からも出番の多い商品ですが、入れた後の処理が少々問題ありです。ドリップ(コーヒー粉)が乾くまでは容易にゴミ袋へ入れられない事が唯一の欠点だと思ってます。(個人的にべちゃべちゃのままゴミ袋に入れるのが嫌なだけですが)

≪メリット≫
・軽い
・味はそこそこ
≪デメリット≫
・ゴミがでる(濡れもの)
・飲むまでは時間を要す(湯を少しづついれるため)

【味・香り・重量の点からいって現在のレギュラー方法です】

粉コーヒー持参でドリップ

このタイプの一番の利点は自分の好きなコーヒー(挽いたもの)が飲めるということにつきますね♪その分ドリップ紙・ドリップ台が必要になるので、その分重量は増えていきます。コーヒー粉の扱いにも多少神経を使いますね。コーヒー粉を入れてある袋とか乾燥剤とかに無頓着だと、袋が破れてコーヒー粉だらけになったり、いざ飲むときにコーヒー粉が湿っていたりと・・・。

少々扱いが面倒になり器具も別に用意する必要があるので、山行計画に余裕がある時以外はしないタイプです。山爺はテント泊山行で重量がそこまでの時はこのタイプを持っていきます。

≪メリット≫
・味/香りは間違いない
≪デメリット≫
・準備するものが増える(紙・粉・ドリップ台)
・ゴミがでる(濡れもの)
・コーヒー粉の扱いが少々大変

【味・香りともに問題ないが色々と面倒な事が増える事が難点】

豆を挽いてドリップで飲む

一番大変なのがこの方式です。「コーヒー豆」「ドリップ紙」「ドリップ台」「ミル」全てを持っていかないとコーヒは飲めません。

≪メリット≫
・味/香りすべて良し
≪デメリット≫
・準備するものが増える(紙・豆・ミル・ドリップ台)
・ゴミがでる(濡れもの)

【ラクチン登山以外には持っていかないけど味と香りは間違いない】

本格焙煎方式

これは登山時は現実的ではありませんが、登山時にその場でコーヒーの豆を焙煎しミルでコーヒー粉にし飲む方式です。キャンプでもない限りは個人的には難しいですね。なんせ上記に合わせて携帯用焙煎機を持っていかなくてはならないので、さらに重量は増します。焙煎にもテクニックは必要ですし、ガスがもったいない(笑)。キャンプの焚火だったらいいかな~。

これが携帯焙煎器です。

【最高のコーヒーが飲めるのには間違いないとは思うのですが・・・】

まとめ

意外にコーヒーにこだわりを持っている方も多いかとは思いますが、登山時でのまったりする時間に何を飲むかは個人の自由、ましてやその方法も自由なのでこれぞと思う飲み方で皆様も至福の時間をお過ごしになってくださいね。

コーヒーは、豆の種類も多ければその入れ方も色々、ろ紙の材質・湯温・お湯のかけ方までとそれぞれのこだわりがあったりするので奥が深い!20代のころはコーヒーメーカーにこだわっていたのですが、ここ15年ほどはほぼドリップでわざわざ入れる飲み方をしています。インスタントは登山以外では飲みませんが、極力最低ドリップパックでコーヒーは飲んでいます。昔よりドリップパックのレベルが上がっているので、大昔よりはおいしく飲めると思うのでお勧め♪

今はドリップパック安いものから高いものまであるので、ご予算お好みのチョイスの上ザックに常に忍ばせておけば、いつでも最高の景色を見ながらコーヒータイム!

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