2019年6月17日訂正
ギア好きの方にはわかってもらえますよね(笑)。山爺の登山ギアの中でもこだわりの強い一品になります(^^)/
結構、登山での箸やスプーン・フォーク、クッカーや皿等こだわりがある方っていますよね、そういう山爺もそうですが。
UL(ウルトラライト)が流行っている昨今、ギアと言えば『軽さは正義』の名の元にチタン製品が続々と出てきていますが、クッカーからカトラリーには皆さまも並みならぬこだわりがあるかと思います。
箸を忘れた経験のある方もいるかと思いますが、今やカトラリーを一つ持っておけば食事には困らないくらい良くできたカトラリーが沢山販売されています。
今回は山爺のクッカーやカトラリーの変遷を書いていきたいと思いますので、今後のカトラリーやクッカーの購入のお手伝いになればと思います。
目次
現在までに購入したクッカー類とカトラリー
嫁の付き合いで嫌々始めた登山ですが、ギアに対してはこだわりを持つ山爺ですが、過去良かれと思って買ったクッカーやカトラリー達!そのクッカーやカトラリー達の変遷と、現役と引退・おすすめをご紹介していきます。
Primus:ライテックケトル(蓋つき)
記念すべきクッカーの第一号は既に廃盤となっている、現在のイージークック(ノンステイック)の深型タイプでした。ちょうどOD缶の250がちょうど入る大きさの物ですね。残念なことに売却して現在はありません。嫁と山メシを作るには大きさが足らず、一人分で作るにしても深型タイプがどうしても使いにくかった。
購入時期:7年前
処遇:売却
長所:OD缶はジャストで入る
短所:2人分の鍋が作れない/深すぎて扱いにくい
現在は大分色々と改良してあるみたいですねフライパンも付いてるし!クッカーの『浅型』『深型』の是非は、好みとパッキングのしやすさで別れると思います。クッカーの変遷をしてきて判りましたが、山メシ重視の場合は調理のしやすさで浅型に軍配があがりますし、深型はOD缶が入れられて簡単な山メシしか作らないなら深型のほうに軍配があります。
個人的には、浅型の角形クッカーに落ち着きました^^。皆様も新製品がでる度に、楽しい悩みを抱えてください(笑)。
イージークックNS(ノンスティック)・ソロセットM
Primus:ライテッククッキングセット
この鍋(クッカー)も廃盤ですね。どちらかというとキャンプテイストの入ったものですが、こちらは現在も現役で頑張ってもらってます。主に鍋料理の時やテント泊の時は殆ど持っていくので、1軍扱いです(笑)。この鍋2個一組なのですが、大きいサイズの鍋は殆ど登場しません、多分3人~4人用のサイズだと思います。
購入時期:7年前
処遇:現役使用(大サイズはタンスの肥やし)
長所:2人用の鍋料理にはジャスト(大サイズは大きい)/鍋底は溝の入ったスリップ防止加工
短所:若干重い
現在はライテックポットセットという商品が後継機なんでしょうね。スタイリッシュな感じでおしゃれですね~さすがPrimus♪最近では、軽量化のこともあってこの手の鍋ならチタンでもいいのかなぁ~って思っています。う~ん、また物欲に走りそうです(笑)。
ライテックポットセット(1.3 2.3)
EPIgas:アルミ3点食器セット
鍋料理ですから食器に移して食べます。そこで購入したのがEPIのアルミ3点食器セットです。これは現役で使っていてボコボコになろうが非常に使い勝手の良いクッカーですね♪マグ代わり・おつまみ入れ・ご飯おかず入れと何にでも使えてかなり重宝します♪
購入時期:7年前
処遇:現役バリバリ
長所:軽い/何でも使える
短所:ハンドル(持ち手が熱くなる)
現在EPIgasの公式HPでは商品がないですね、これって廃盤なんでしょうか?超いい商品だと思うんだけどなぁ~。でも登山用品店に行って商品棚の端っこに案外置いてあったりするのでまだ販売はしてるんだと思うのですが・・・もしかして在庫限り?
訂正:EPIgasの公式HPに出てました。たまたまHPを見た時に載っていなかっただけかもしれません、すみませんでした。
EPI アルミ3点食器セット
UNIFLAME:山クッカー角形
クッカーは丸型と角形の好き嫌いが出るところですが、最初のプリムスの丸型クッカー以来、お湯沸しと一人用ラーメンはこのユニフレームの角形クッカー一択です(笑)。
購入時期:7年前
処遇:現役バリバリ
長所:パッキングしやすい/袋ラーメンがジャストイン
短所:ハンドル(持ち手が熱くなる)←ゴムコーティングで解消済み
クッカーのハンドル熱さ対策記事はコチラ 最近のクッカー(コッフェル)は、最初から取っ手の部分にゴムコーティングされているものや、シリコンが付いているものも多くなりましたよね。 ですが、山爺の所有するクッカー類は全て、そんなコーティングはあり ...
クッカー(コッフェル)の取っ手にゴム塗料でやけど対策をしてみた(Performix ゴム・コーティング剤 プラスティ・ディップ)
当時は角形クッカーの大小の2つだけでの販売だと思ったのですが、現在はフライパンを付けた3点セットでの販売みたいですね。ちなみに角形クッカーを販売しているのは他にmont・bellモンベルさんだけだと思います。う~ん、角形クッカーは絶滅危惧種指定だなこりゃ!
山クッカー 角形3
トランギア:メスティン(大小)
これはメジャー級のクッカーですね。『ご飯』を炊くためもありましたが、角形なのも気に入って購入!他のクッカーでもご飯は炊けるのですが、パスタも調理しやすいので何かと便利♪ですが、実は山爺はこのメスティンを改造しています!!
そう『ノンスティック(テフロン)加工』済みなんです(笑)。なので炒め物から何を調理しても焦げ付くことはありません(^^)/。ただし一点だけ欠点があります、それはノスティック(テフロン)加工をする上でメスティン(アルミ素材)に一度焼き入れするのですが、その影響で本来のアルミの強度が落ちます。なのでメスティンそのものが柔らかくなってしまい、蓋や本体が結構ふにゃふなやします(笑)。調理に関しては影響ないのですが、パッキングする時に注意しないと、スンゲー変形します(笑)。
購入時期:7年前
処遇:現役バリバリ
長所:思いのほか何でも調理できる
短所:特になし(加工してしまったので柔らかい)
torangia メスティン
スプーン/フォーク
今となっては『スポーク』と名のついたものや、古くは『先割れスプーン』と言いましたが(The昭和:笑)。そんなカトラリーがステンレスからアルミそしてチタンへと大きく変わってきていますね。今現在の山爺のカトラリー(スプーン・箸)に関してはチタンへ変更しています。なんてったって軽いです♪ただ、フォークは個人的に箸で刺せばOKなので必要性を感じていないので持っていません。
山爺 箸:チタン(ロング21cm)
スプーン:チタン(ロング21cm)
嫁 箸:ウッドのデザイン箸
スプーン:LIGHT MY FIRE /ハイマウント スポーク(ロング)
スポーク
実は、箸とスプーンは未だ変遷をしている最中でして、ざっと以下のような歴史を刻んでいます。現在は③の状態ですが、なぜ(短い)(長い)が書いてあるかと言うと、皆さんも経験あるかもしれませんが、【アルファ米】を食べると時って短いスプーンだと食べにくくありませんか?
山爺は手の甲にご飯とかカレーとかが付くのが嫌で、長いスプーンを使っているんです。
ですが、長い箸と長いスプーンは一点だけ欠点があって、パッキング時に意外に邪魔な時があったりするんです。できればクッカーの中に収納したいと思っているんですが、思いのほかなかなか見つからなくて現在に至っています。
①『割りばし』と『プラスチックスプーン(短い)』
②『ウッドのデザイン箸』と『スポーク(長い)』
③『チタン箸』と『チタンスプーン(長い)』
④『折り畳みチタン箸』と『折り畳みチタンスプーン(長い)』←検討中
チタン箸
チタンスプーン(ロング)
マグカップ
マグカップは意外と普通ですが、2種類を使い分けています。同じチタンでも厚さ等で重さが違うんですよね~!これは意外にこだわりがないので、お好きな物をって感じです。嫁は、写真映えの為か木のカップ(ククサ的な)を使っています。
EPIgas:チタンマグ
こちらはどこの登山用品店でも見かけるタイプですね。可もなく不可もなく普通にいいです。
購入時期:6年前
処遇:現役バリバリ
長所:チタンなので軽い
短所:特になし
EPIgas:チタンマグ
evernew:チタンカップ
雑誌のPeaksでも一時取り上げられていたチタン製のシュラカップです。とにかく軽い!ハンドル(取っ手)の熱対策も施してあり機能性は十分ですが、微妙なサイズが好き嫌いの別れるところですね。しいて言えば、スープや食べ物類を入れる時は良いのですが、コーヒー等だけに使う場合はカップの径が大きいので、飲み物の表面面積が広くなる分冷めるのが早いのと、ドリップ式のコーヒーを作る場合に径が大きいので引っ掛けにくいところですね。
購入時期:2年前
処遇:現役バリバリ
長所:ご飯類・飲料と何でも利用できる
短所:サイズ感がちょっとだけ微妙
evernew:チタンカップ
ククサカップ(黒百合ヒュッテ製)
個人的にはあまり興味のない部類ですが、嫁はククサカップが大好き。どうもククサカップで飲むコーヒーは他のアルミやチタン製のマグカップと比べると、うまさが変わるらしい!恐らくですが、山爺がククサカップのメンテナンスにクルミオイルを塗布して磨き上げをしているので、その香りと微量のオイルがコーヒーに影響しているからだと思う、勝手にフレーバーコーヒーになっているのかも!
購入時期:1年前
処遇:現役バリバリ
長所:インスタ映え
短所:重い・しまいずらい
ククサカップあれこれ
まとめ
色々とクッカーやカトラリーの変遷をご紹介しましたが、個人の山行スタイルやギアへのこだわりで様々なスタイルに変化しますよね。調理用のクッカーにおいては、特に炒め物をする場合ですがやはりチタン製は未だに手を出していません。
チタンクッカーの問題は広義に知れ渡っている『焦げる』問題ですね!熱伝導性の特徴だから仕方がないのでしょうが、炒め物の山メシを割と作るので熱が均等に伝わらずクッカー中心に集中してしまうのは個人的にはNG!ただ軽いチタンは魅力的。
なので、今のところアルミ製のクッカーが一番メンテナンスも含めて使い勝手が一番いいです♪
カトラリー(箸やスプーン)は、最近アルファ米を食べるようになってしまって出てきた問題ですが、あのアルファ米の袋を底の方まで掻き回すためには、長さのあるスプーンがどうしても必要になります。手を突っ込めば短いスプーンでもいいのでしょうが・・・。
それから長い箸やスプーンのパッキングですね問題は、長さにして21cm~22cm位あるとさすがに収納は困るときがあるので、折り畳みのものを物色中です(笑)。箸に関しては折り畳みというか分割のタイプが各メーカーから出ているのですが、スプーンのロングタイプで折り畳みもあるにはあるのですが、チタンで個人的にこれは良いと思うものがなかなか無いんです。
興味の無い方にとってはどうでも良くて、コンビニの割りばしでいいじゃんと言われそうですが、ギアの収集や考察は結構面白いものですよ♪登山においての『軽さは正義』を突き詰めていくと『10gの軽量化が出来た』って喜ぶ意味が解ってくると思います(笑)。
山でのテント泊等の際は、山メシはすんごい楽しみの一つでもあるので、その際に使うギアはこだわりと便利さを今後も追及していきたいと思っています。
便利なギア(アイテム)を使ったレビューも都度記事にしてご紹介しますね。
ではでは