レビュー

雪山グローブとしてテムレスってどうなの?ブラックが発売されたみたいだけど!

2017年12月の雪山シーズンから、雪山登山を始めました。ウエア類に関しては案外厚着をすれば寒さは大丈夫なんだけど、「手袋(グローブ)」に関しては色々思う事あってレビューと感想を書きます。中でも登山界では有名な『テムレス』ってどうなの?って雪山行くたびに思います。

目次

登山グローブ

山爺は殆どグローブってしないんだけど、晩秋の登山と鎖場くらいしかしません。さすがに雪山はグローブがないと寒いのは当たり前だけど、最悪凍傷になっちゃうからはめます。

グローブ各種

春夏秋に鎖場でつけるグローブ。長時間ポールを使う登山の場面でも使う(掌が痛くならないように)

晩秋や春先の早朝でつけるグローブ。ウインドストッパー的な素材で結構役にたつヤツ!

雪山でつけるグローブ(3種類)。インナー/ミドル/アウターの3レイヤー構成で使用。(濡れた時ように予備も持参)

雪山の番外でテムレス。雪いじり等の想定で購入、がしかしハイク中に使った事は無い(嫁は使ったことあり)

問題のテムレス

2018年の1月2月に雪山登山時に実験として使用した感想は

正直あったかくは無い!&色(ブルー)がダサい!

メリット
・ある意味完全防水
・風は通さない
・ゴムなのに固くはならない
・利用シーンによっては完璧(ラッセル・設営・雪洞)
・安い(アマゾンで1.200円前後)

デメリット
・死ぬほどダサい(ブルー色)
・ちょっとゴム臭い
・甲側にあるマークがダサい(除光液で消しました)

結論はやっぱり使い方次第ですね。雪山テント泊の利用目的で購入したんだけど、ハイク時は個人的にはNGかな!バブル世代としては、まず見た目のブルーが無理!案外、雪山に行くとテムレスしている登山者って見るんだけど、いくら安くてもチョット・・・
色とかゴム手袋まんまの見た目、それを気にしない人で、レイヤリングして使うならそれでもいいのかなぁとは思いますが・・・

でも透湿防水をうたっているのでそこまで蒸れはしませんが、ポリウレタンとしては優秀だと思う!
実際に雪をいじったけど、さすがにポリウレタン!登山の雪山グローブと比較したら全然濡れない

山爺、案外テムレスにやられてる(笑)

テムレスに黒色が!

たまたま、とあるyoutuberさんの動画を見ていてコメント欄を見たら、なんとテムレスに黒色が発売された事実を知った!
ブラックだったら山爺ちょっと考えちゃうよ2つ目購入(笑)

ショウワグローブ公式
http://www.showaglove.co.jp/product/detail/professional/692

ググるとどうも、すでに取り扱っているサイトは品切れでしたが、この記事を書いた12月7日時点で正式リリースされたみたいですね(11月中はテスト販売だった?)ただ、品薄状態は続いてるみたいです。

ブラックなら、まだ使える!ちょっとブルーより値段高くなってるけど(ブラック1.980円)

メーカーとしては、登山業界(登山者)からの要望を受けて開発したのかな?だとしたらメーカーとしてはすごく尊敬に値しますよね!山爺も色々な登山メーカーのギアやウエアを使うけど、カラーは別としてモンベルさんとかファイントラックさんは、「あぁ、登山やアウトドアやってる人が開発してるね」って思うもんね。

山爺は釣りもするので、長靴や漁師カッパを着るんだけど、昔は白しかなかったけど今では色々なカラーバリエーションがあって、結構玄人系の人に好かれてるんです!(これもショウワグローブさんと同じですね)

参考までに
http://washirosa.com/

クライマーの方には元から人気のあったテムレスだから、今シーズンは黒テムレスいっぱい見ることになるんだろうな~あこがれて買っちゃうかも(笑)

グローブレイヤリング

山爺は基本的には、一般の雪山登山なのでグローブの3レイヤーで登山してます。

ハイク時の序盤はだいたい樹林帯だったり標高も高くないので、インナー+ウールで寒さをしのぎます。稜線にでると風が強いので一層体感温度も下がるし、末端(指)がいたくなるので、上記にオーバーグローブをします。

それでも寒い場合は、インナーの上にウィンドウストッパーのグローブをします。(過去に一度だけした)

うちの嫁は、ちょっとおかしくて山爺がウール1レイヤーでグローブしてた時に素手でした!?

個人で寒さの体感や強い弱いもあるので何とも言えませんが、凍傷にだけは注意ですね!あと、万が一濡れた時用に予備でインナーとウールはもうワンセット持参してます。

雪山グローブの基本

雪山ではグローブを濡らさいことが重要。万が一のため替えのグローブ持参は推奨

インナーグローブ

ウエアでいうところのベースレイヤー的な位置です。山爺はミズノのブレスサーモを使っています。ベース手袋なので薄手だけど保温性に特化した素材のモノを使いますね。うちの嫁は100均の手袋使ってる(笑)各種あるので、お好みでOKだと思います。※ブレスサーモ:水分を吸収して発熱に変えるシステム

参考
https://www.mizunoshop.net/f/dsg-660301

ミドルグローブ

ミドル的な位置づけとして有名なのはウールの極厚の手袋ですね。ちょっと気温のある厳冬期ならベースとウールだけでも対応できると思います(風がない事が条件)。LACKNER WOLLE(ラックナー)のヒマラヤングラブが有名

参考
http://www.magic-mountain.jp/item/category/54pdf/54_p31_lackner.pdf

アウターグローブ

俗にいうオーバーグローブと言われるやつですね。五本指・ミトン・三本指の種類があったりします。山爺は今のところ5本指タイプのゴアテックスではないモノを使ってます。特徴は雪の侵入を防ぐため手首部分が長く作られています。完全防水を謳うモノからほとほどのモノ、素材はナイロンからゴアテックスまで様々で値段もピンキリです。※保温素材・綿等も入ってません。

参考
http://webshop.montbell.jp/goods/list.php?category=83500

まとめ

雪山登山には登山メーカーから発売されている雪山対応グローブを3レイヤー基本でハイクして、テント設営やラッセル等の時にテムレスを使うのが一番いいと思います。もちろん個人の自由だから凍傷さえ防げて、ポールやピッケル、その他の操作性に支障がなければいいのかもしれないけど。山爺は基本でいきます!
あっ、グローブのレイヤリングだけど最初から3つはめるのではなく、寒さや状況で2枚にしたり、1枚にしたり3枚にしたり足したり引いたりしてくださいね。

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