山行記

槍ヶ岳バカンス2泊3日槍沢ルートで一気に殺生ヒュッテテント泊【DAY2】

東鎌尾根からの槍ヶ岳

DAY2の始まりですが、ここでアクシデント!!

なんとDAY1の後遺症か?嫁の体調が昨夜から激不調・・・ほとんど寝れず気持ちが悪いとの事。

体力不足を補うためのドーピング(QPコーワ・アミノバイタル等)により、胃の変調、おそらく高山病も発症、残った疲労も合わさり無理が経ったのでしょう!!

ということで、DAY2はのんびりと遅くまで寝て、ゆっくり遅めの朝食を食べてからどうするか考えることにしました。

殺生ヒュッテにてテント泊2泊をする日程だと、いかようにも日程を決めることができます。

・槍ヶ岳登頂をして下山予定を早める(上高地まで一気or徳澤園泊等に変更可能)
・槍ヶ岳登頂後、大喰岳や天狗池を周り2日目を終える
・何もせずのんびり槍ヶ岳周辺をお散歩する

東鎌尾根の詳細を知りたい方はYouTubeをお時間ある時にどうぞ♪

目次

槍ヶ岳登頂

まずは槍ヶ岳に行ったことない方は当然山頂を目指すと思いますが、過去に槍ヶ岳へ登った事があるので注意点やアドバイスを!

・山頂は早朝、午前の早い時間が混まなくてねらい目(お昼位から混みます)
・殺生ヒュッテから槍ヶ岳山荘までのルートは2つ(辛いジグザク直登or殺生ヒュッテ裏手東鎌尾根からアプローチ)
・ヘルメットは必須(初心者も多いため落石の誘発が結構あります)
・多少の岩場慣れをしてれいれば鎖・ステップ・梯子があるの登れます
・山頂は狭いので最後の梯子下で待機しながら交代交代で山頂へ上がります
・高度感はありますが登山道全体を見まわして危険回避がいつでも取れる体勢で挑む(滑落事故もたまにはあります)
・雨が降っていたり岩場が濡れていたら滑るので山頂アタックは次回に繰り越し(残念ですが安全のため)

まぁこんなところでしょうか!?体力さえあれば槍ヶ岳へは到達できてしまいますが、ゆえに岩場の経験の無い方は相当数いらっしゃいます。落石の誘発は正直何度もみていますし、案外危険ですので絶対にヘルメットは被りましょう。鎖や梯子があるので上りは意外とい行けるのですが、下りでヒヤッとする場面を何度も見ました。下りは足を置く位置によっては落石の危険もさることながら、自分自身の滑落にも繋がるのでかなり慎重になったほうが良いです。まして渋滞時は即ほかの方を巻き込んでしまうことになります。

東鎌尾根経由

上記で殺生ヒュッテから槍ヶ岳へのルートで東鎌尾根があると言いましたが、これは殺生ヒュッテの裏手から東鎌尾根の稜線上に出て槍ヶ岳山荘直前をトラバースするルートです。トラバースまでは槍ヶ岳へ向かって稜線上を気持ちよく登るルートです。一部梯子や岩稜歩きになりますので、それなりの岩稜歩行技術は必要ですが、後述のジグザグ直登よりはメンタル的に気持ちが良く個人的には推奨ルートです♪

北鎌尾根

遠く裏銀座方面・表銀座方面を見ながら登れるので最高のルートです、そして個人的には辛くない(笑)殺生ヒュッテ裏手から東鎌尾根に上がるのに15分、稜線上にでたら25分前後で槍ヶ岳山荘に到着します。後述のジグザグ槍沢ルート本筋より少々早く槍ヶ岳山荘に到着すると思います(個人的にですが)

東鎌尾根

直登槍沢ルート(ジグザグ)

以前の槍ヶ岳登頂時はこのジグザグに槍ヶ岳山荘を目指す槍沢ルート(ジグザグ)の本筋を上がったのですが、まぁこれがキツい!!正直言って登山道しか見ていなかったです(笑)

登山あるあるの槍ヶ岳山荘・槍ヶ岳は見えているけど全くもって着かないという現象!ほんとうに心が折れるルートです。なので、無理にとは言えませんが余裕があれば東鎌尾根からのほうが楽!

槍沢ルート直登

ルートはザレ場なので上りではさほど影響は無いと思いますが、下りはスリップしやすいので注意です!

大喰岳・中岳・天狗池周遊

ごめんなさい!本来なら周回する予定だったのですが、嫁が本調子ではなく翌日の下山もあるので、いけませんでした。

ちなみにこの時点では天狗池はまだ雪渓状態で槍は映りません!おそらくこの記事をアップする頃(8月7日)位は気温にもよりますが池状態になるのでは?

そうするとかなり良い写真が撮れるスポットなのでお勧めです♪

まとめ

2回目ということもあり槍ヶ岳には登らないという本当にバカンス的な2日目w

嫁の体調が悪いとはいえなんとも贅沢な日を過ごしました♪これも登山の一つの楽しみ方ですね、もちろん槍ヶ岳初見であれば登っていましたが、まだ今後予定している縦走計画の中で通過する時があるのでその時でいいかなぁ~って感じです!

殺生ヒュッテから東鎌尾根経由での槍ヶ岳への登頂は個人的にはお勧めですので、ぜひYouTubeを参考にしてください決して難しいルートではないので!ですが岩稜帯歩きの慣れは必要ですし、滑落すれば大けがだけでは済まないのでご注意を!!

ではでは。

ぽちっと応援お願いいたします。

-山行記

© 2024 Out Door Base