山行記

ヤビツ峠で自作「鍋焼きうどん」と、知り合いの社長さんとの登山復活山行

ヤビツ峠表尾根

10月は本当に天候の関係と、休日の予定と山行が全く合わず全然山に行けず、悶々としていたところ、ようやく土日の天気予報が晴れマーク、その中でも日曜が一番晴れそうだったので、兼ねてから計画していた知り合いの社長さんとの、登山復活山行に行ってきました。

この社長さんは昔は北アルプスを始め百名山も半分ほど制覇していた、山ノボラーでしがここ数年はとんと山からは離れ、もっぱら鳥の写真に没頭していたのですが、久しぶりに山に行きたくなったとの事で、アテンドすることになりました。

兼ねてから、男子の登山仲間を欲しいと思っていたので、これ幸いに山行計画をはじめ、おもてなし食担もかってでて当日を迎え、そんなオジサンとオバサンのグループ山行のお話です。

目次

当日の山行予定

数年ぶりの登山ですので、いくら普段散歩や歩きでのトレーニングはしていても、山に入ったら全然だめでしたって言うのは登山あるあるなので、今回の予定は「ヤビツ峠から塔ノ岳」のピストンを予定しておいて、体力と気力の兼ね合いで、適当に「本日のピーク」を決定する方式で歩き始めました。

下記投稿は以前「ヤビツ峠~塔ノ岳~大倉尾根」への縦走です。

ヤビツ峠(表尾根)

丹沢と言えば塔ノ岳へ登る「大倉尾根(バカ尾根)」が有名ですが、このヤビツ峠(表尾根)も、引けを取らないくらい人気があるルートですね。個人的には丹沢はヤビツ峠(表尾根)が一番好きです♪

この表尾根ルートの良い所は序盤の急登の樹林帯を過ぎてしまえば、二ノ塔からは稜線上の歩きで見晴らしも良く、単にきつい樹林帯の大倉尾根(バカ尾根)よりも、飽きずに楽しめると思います。ですが初心者にはちょいときつく感じるルートにはなると思いますよ~。

ヤビツ峠(表尾根)注意点

このルート非常に景色が良く気持ちが良いのですが、少々気を付けなくてはいけない個所があるので明記します。

  • 朝方の滑る木道階段
  • ちょっとした鎖場
  • 狭い登山道
  • 湿って滑りやす土

基本的な歩行技術があれば何も問題は無いのですが、あまりラフに歩くと案外危ない箇所が要所要所あるので注意ですね。
特に丹沢ではおなじみの木道の階段は特に朝方は凍結していたり霜がびっしりだったりと、不用意な足の乗せ方をするとあっという間に転びます。

この時期は登山道の土部分は朝は霜が降りて、昼から夕方までは解けてぐちょぐちょになっているので、あっという間に滑ってコケます。

鎖場は2~3箇所ほどありますが、普通にすれば下れると思いますが、だいたいは渋滞になるので、鎖場通過に不安の方は先に鎖場を通過している方の、やり方を見て学びの場にしましょう。(自分が遅くて迷惑かけないように)

それから大倉尾根とは違って、登山道が非常に細い箇所がいくつかあります、ここで一番気を付けるのは対向者とのすれ違いです!基本は上り優先ですが、ケースバイケースで対応しましょう。

それから対向者を待つ場合は、登山道が狭いので本当に注意しないと、待っている側も危ないので細心の注意はしてください。(稀にルールを知らない方もいるので結構危ない)

山行記

まず待ち合わせはヤビツ峠バス停にある駐車場です。この駐車場はおおよそ20台ほどが止められる小さな駐車場です。トイレもありますが早朝の6時前にはいっぱいになります。

このヤビツ峠バス停の駐車場に止められなかった場合は、その先にある菩薩峠の駐車場へ向かう事になります。または結構な数いましたが路肩に路駐することになるかと思います。

では表尾根の登山口を目指します。登山口までは舗装道路を下って行き、公衆トイレが見えたら左へ入ります。100mも進むとそこが登山口になります。ちなみにこの登山口をまっすぐ進むと菩薩峠の駐車場になります。

表尾根登山口

次に目指すは「二ノ塔」です。

二ノ塔までは序盤にしてクライマックスで意外に急登です。体が温まっていないので、結構しんどく感じますよたぶん!
約3年ぶりとなるS社長の動向をみつつ登ります。3年ぶりのブランクを感じさせない歩きを見せてくれています(安心したので少々飛ばします)

二ノ塔からの景色

二ノ塔からの相模湾

DSC_0106

今日の最終ピークは塔ノ岳の予定なので、ヤビツ峠からのピストンだと休憩入れずにCT約9時間の15kmのコースです。S社長の調子を見ながらピークを変更する予定ではいますが・・・さて、どこまでいけるでしょうか?

二ノ塔の着くとベンチがあり富士山もくっきりで最初の休憩にはもってこいです♪山爺はGopro、嫁はカメラ、S社長もiPhoneで撮影会開始、本来S社長は、そりゃ目ん玉が飛び出るくらいのカメラとレンズを持っていますが、本日は足手まといになりたくないという理由から、カメラは持参せず封印で超軽量級のザック重量で山行に挑んでいます。

二ノ塔からの富士山

では次に目指すは「三ノ塔」です。

三ノ塔はちょっと前に建て替えられたきれいな避難小屋とかなり上質なトイレがある稜線上の開けたエリアです。三ノ塔にあがると丹沢の全容とこれから向かう「塔ノ岳」が目に入ってきます。

三ノ塔

DSC_0107

ここでおトイレ休憩を取ったら出発です。

次は三ノ塔から眼下に見えていた「烏尾山荘」を目指します。

草原のようなところにポツンと建っている三角屋根の何とも絵になる山荘です。ですがトイレ(別棟)は使えますが山荘自体は閉まっています。(営業している時間に行ったことが無いんです)

三ノ塔から烏尾山荘までは狭い登山道に加えガレ場の下り等が増えます。朝一番は滑りやすいし、対向者はいませんが簡単な鎖場もあり少々注意して歩きましょう。

楽しくおしゃべりして歩くこと都合休憩込みで2時間30分で到着しました。

烏尾山荘

ここで長めの休憩を入れます。塔ノ岳山頂まではここでちょうど半分くらいの位置です。

がしかしここで驚愕の事実が発覚!!なんとS社長は朝飯を食べていない事が判明。よくここまでシャリバテにならなかったなと思いつつ、少々早いですが「昼飯」にします♪

今日は久々にS社長の登山復活なので山メシを作りました、といってもあり合わせの具材を入れて火にかけるだけの、なんちゃって「鍋焼きうどん」です。

鍋焼きうどん

DSC_0107

当然お腹いっぱいになってコーヒーまで飲んで、まったりしたら結論は決まってますよね(笑)

そうです!本日はこの「烏尾山荘」のテーブルがピークとなりました(笑)

3年振りの復活ですし無理をしても行けないので、ほどほどで行きましょうってことで、のんびりと下山します♪

道中はバカ話とオヤジ達のエロ話で大いに盛り上がり、オジサンとオバサンの愉快なグループ山行となりました!
下山時刻が早い事もありヤビツ峠から続々と塔ノ岳方面への登山者が大挙してきます!なんでも駅からヤビツ峠までのバスが凄いことになっていたらしく、何と駅前に300mくらいのバス待ちの列が出来ていたそうです。

先にも書いた通りですが狭い登山道を山爺一行は登り返しをしなければいけないのですが、かなり下り組を待ったりしました、本来なら上り優先ですがそんなことお構いなし下ってきます!!下り組がその場で待機するのが普通なんですけどね安全の為には!!

中には体当たりチックな人も・・・

とまぁそんなこんなで無事舗装道路まで下山して、駐車場でコーラで乾杯(笑)

S社長、3年振りの登山はとっても楽しかったようで、山爺も非常に楽しい登山となりました。

たまには、ゆるゆるな登山で山メシ作ってのんびりもいいですなぁ~(^^)

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