ギア・その他

夫婦(カップル)で登山のメリット・デメリット

そもそも山爺が登山をするようになったのは、高尾山にミシュランで紹介されたソバを食べに行ったのがきっかけなんです。この時についでに高尾山に登ったのが始まりで、その後、御岳山にもののけ姫に出てきそうなロックガーデンを見に行ったことがきっかけで嫁が登山に激ハマり!

ですが、山爺はこの時も全然、山登りには興味は無し(笑)。ただ疲れるだけの事だと思ってました!

少しずつ山に行く楽しみが増えたのは、テント泊をするようになってからですね、山メシを作ったりシュラフで寝たり、ガスバーナーをいじったりとギア好き男子には堪らない環境にいく山行をするようになってからです。

なので、嫁よりも数年は後になってから登山は面白いと思い始めましたが、山が好きというのとはチョット違いました!今でも、キツくなる山行では、『もう、二度と来ない』とか『もう、二度と登らない』とか言ってます(笑)

じゃあ、今はどうなったかと言うと『雪山は好きLOVE』って感じです(笑)。これには理由があって、雪山はとにかく夏と違って歩きやすい!登山道は雪で覆われているので、実は夏道より歩きやすいです。でも直登することが大半なので、体力的にはキツいのですが、健康の為と思って登ってます^^。

それで今に至るのですが、全ての登山を夫婦で行ってるわけではないんです。最初の数年は山爺がたまに付き合うくらいで、テント泊山行の時は一緒に行くみたいな感じで登山をたしなむ程度だったんです。

山に行くと、単独・グル―プ・カップル・夫婦・山岳会・ツアー等色々な属性の登山者がいます。最近じゃ山コンなんてのもあるので、はたから見ると妙によそよそしい団体がいたりします(笑)。

山爺は、最近じゃほぼ夫婦で登山をしているので、他人の夫婦やカップルを見ると色々とモメてる状況にも出くわしたりします。あっ、登山についてね!たとえば『歩くのが遅い』『休憩させて』とか、些細なこことで意見が食い違ったりしてる光景を見ます(笑)

もちろん山爺夫婦も、ちょいちょい喧嘩までいかないけど、気分を害する事もあります(笑)。まぁ、しょせん男と女の違いが理由っていうのもあるんですけどね~。

なので、今回は夫婦(カップル)で登山をする場合のメリットとデメリットを書いてみたいと思います。

目次

夫婦(カップル)で登山メリット

一部では登山は単独はさけて複数でみたいな事を言ってるけど、そもそも自己責任の元に山に入り自然と戯れるのだから、山爺的には、単独だろうと複数だろうとどちらでも良いと思っています。でも初心者や初級者が単独で入ってはいけない山もあるので、そこは勘違いしないように!

緊急対応ができる

まず、これにつきますね、複数でいることの安心感です。万が一何かあったら、パートナーが助けてくれるって事です。実際、山で具合が悪くなって(高山病)テントの中で寝ている時に、水汲みから料理まで全て嫁がしてくれた時があります。

単独の場合は確かに、どんな状況になろうと一人で全ての事を行わなくてはなりません。そういった意味合いからすると2人以上は、安心感はさることながら、分担作業もできるので何かと良いです。

あと、ザックをおろさなくても嫁に取ってもらえる、逆もしかりですが!

しゃべる相手がいる

実際のハイクアップ中は、そこまでペラペラしゃべりませんが、休憩時やぬるい山行の時なんかはベラベラしゃべりながらできるので、話し相手って大事です♪。単独行だと、自分から話しかけないと誰ともしゃべる事がないまま1日終わる場合も・・・。

以前、白馬のテント泊縦走をしていて白馬のテント場で隣り合わせた、若者(単独行)が山爺がギアの事で話しかけた瞬間から、明石家さんまばりに、ノンストップでしゃべりまくられたことがありました(笑)。多分会話に飢えていたんでしょうね^^。

そうテント泊の時なんかは、いくら山では早寝といってもそれなりに時間はあるので、おしゃべりでもしないと時間をもてあましちゃいます!山爺の場合は、嫁が写真を撮りにどっか行っちゃうので、知らない人と一期一会的なおしゃべりも楽しんだりしちゃいます♪もちろん嫁ともおしゃべりしますけどね。

女性単独より安全

う~ん、これはあまりネガティブなことは書きたくないけど、女性の単独登山は一般的には危ないと言われてます。もちろん登山者の多いところなら、それほどでもないと思うのですが、時には一日の山行中に人と会わないなんてことも無いわけではないので・・・。

あとは、ストーカー的な人がいないとも限らないですよね~。実際に山爺の場合はこういう事がありました。山爺はトイレに行きたい為に嫁よりかなり先行してハイク中に、嫁が写真を撮りながらくるので大分離れていた事があり、その時嫁の数メートル後をぴったりついてくるオジサンがいたそうです。嫁が止まれば止まるし、歩き始めれば歩き始めるといった具合。

これって、オジサンに悪気が無かったとしても、女性側は気持ち悪いですよね~。もちろん山爺と合流したら、すぅ~と、そのオジサン消えていきました(笑)。

なので、確かに単独の女性よりは旦那や彼氏がいたほうが安全・安心ではありますね!

話題に事欠かない

何でもいいのですが、他の登山者のザックを見て『あのザックいいなぁ~』とか、すごい景色をみて『あの山って何山?』だったり、下界に下りて普段の生活の中でも、『○○スポーツのsaleやってるから行く?』とか、登山に関する事で何でも話題にできます^^。

まぁ、共通の趣味だからこそ下界に下りても登山絡みでの話題にできるってことは、良い事だと思うんですよね♪やれゴア・テックスの3レイヤーだとか、リップストップ素材で何デニールだとか、少々マニアックな会話までできます(笑)。

ある意味、同じ趣味だから購入に対しても理解を得やすいってこともありますよん♪

写真を撮ってもらえる

これは山爺だけかもしれないけど、今までほとんど嫁の写真の被写体は山爺です。最近、山爺もカメラを持っていくのでお互い撮りっこになってるけど、カメラの腕は嫁の方が断然上なので良い写真が残せてます。

たまに、お互いカメラを取る体制で向き合っているへんてこな写真もあります(笑)。

これ単独だと、写真って案外大変ですよね、被写体は他人か景色だけになってしまう!最近は自撮りがあるから大丈夫なのかな?

夫婦(カップル)ワイルド化

少々の汚い事とかには平気で慣れてしまう、我が家も例外なくそうなりました(笑)。

・3~4日は風呂なしOK
・落ちた物を食べる
・沢の水を飲む
・同じ服を数日着る
・トイレの後手を洗わない

ちょっと語弊があるかもしれませんが、上記なんかはそうせざるを得ない環境にいるからなんですが、そういうことに平気になっていってしまうんです(笑)。

夫婦(カップル)で登山デメリット

デメリットといっても、そのペアの内情で変わってくるとは思うけど、ちょこちょこあるんですよね~!ほんと些細な事なんだけど気分を害したり、イラってきたり(笑)。

トイレ問題

これって男性には多いかもしれないけど、女性のトイレ問題ね!仕方ない事だと分かっていても、オシッコ時間が長いのとオシッコしたいタイミングがねぇ~(笑)。個人差もあるので、これは出来る限り我慢します!

複数人のパーティーでも同じことが言えるので、男性陣は忍耐ですね。男性陣は最悪どこでもできちゃうので、女性陣のために我慢我慢ですね~

体力差

これも男性と女性の違いと、その日の体調にもよるし何とも言えないのですが、体力の無い方に合せるのが常識ではあります。もちろん山爺もまれに嫁より歩くのが遅かったりする時があるので、お互い様です^^。

でも、これって案外良く目にする光景なんですよ!ちょっと意味違うけど、岩場や危険個所では牛歩どころか、ビビッてしまって一歩も進めなくなって、パートナーから叱責されながら登山している方を見ます。まぁ、本来であればその登山道を歩けない時点で来てはいけないんだとは思うけど・・・。

とはいうものの、いつまで登山スキル(体力・技術)のステップアップにならないので、暖かい目で見てあげることも肝要ですね!

行きたい山にいけない

これも『あるある』だと思います。最近の山爺の傾向だと、山爺は岩場の多い山域に行きたいが、嫁は稜線主体で樹林帯を歩きたいとかね。

少し登山歴が長くなってくると、それぞれ趣味趣向が違ってくるので、このマッチングが難しくなってくる!

今シーズンの雪山で言うと、山爺は雪山集大成で『赤岳』に登りたかったのですが、嫁は無理と断言され来シーズンへ持越しです(雪山テント泊もしたかったので結果的には来シーズンへ持越しなんですが)。

男性陣としては、やはり少々スリルも加味した登山をしたくなるのも道理!逆に女性陣は安全に山行をするほうが多いかな一般的には!なので、ここでもミスマッチによって軽い言い合いです(笑)。

重い物を持つ

これも仕方のないことですね、世の中男性が重い物を持つ!山爺の場合は日帰りだろうとテント泊だろうと嫁より数キロは負担します。最近ではトレーニングだと思って、進んで重い物を持ってます。

今年は、特に残雪期もテント泊に行こうと思っているので山爺的に更なるパワーアップが必要なので。

女性陣の皆様。男性陣は重いもの持っているので、少々のことでガミガミ言わないでくださいね(笑)。

待ち時間がある

何かと待ち時間が増えていきます(笑)。『トイレ』『お土産や』『下山後の温泉』等々。下界でも女性のショッピングやスーパーの買い物も長いので、仕方ないですねこれは!

これも男性陣の忍耐あるのみ!

夫婦が一緒に登山すると

家族構成によっても違いが出るので何なんですが、我が家の場合は色々なことがおきます。当然夫婦で週末は山に行っているので、家には誰もいません。郵便物だったり宅配がやっかいな事になります(笑)。

・週末家に誰もいない
・掃除洗濯がたまる
・週末は外食が増える
・登山用具が増える
・時間が足らない
・お互いワイルド化していく(笑)

何かと、下界での影響が大きく出てきます。まぁ長い人生の中では些細なことなので気にせずいきましょう♪

まとめ

色々ありますね~。でも、登山も体力的にいつまで出来るか判りません、なのでこれはこれで楽しむべき事かもしれませんね!高齢になっても、登山はできると言われていて、必要なのは『気力』だと聞いた事があります。山爺も出来る限り続けてはいきたいです♪

メリット・デメリット色々書きましたが、人によってはそうでない場合もあると思います。そういうこと全部ひっくるめて趣味だと思うし、登山だけではないですが、夫婦やカップルでいつまでも一緒にできるってことは良いものですよ^^。

アウトドアが流行っている現在ですが登山・トレラン・キャンプ等、体力的にいつまでできるか分からないものもあるけど、非日常と共通の趣味を持とうと思っている夫婦・カップルにはお勧めですよ^^。

それぞれレベルがあって、簡単に入れるところから始めればいいので!高尾山でも良いですし、キャンプだったら都内でもできるBBQもあるし、ほんのちょっと行動するだけで冒険が手に入りますよ(笑)。

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