山行記

桜平登山口から硫黄岳と横岳ピストンで天空の雲海登山道を歩く!(Insta360 ONE R 360°撮影テスト)

硫黄岳・横岳稜線

みんさん4連休は方々に出かけたのではないですか?山爺も本来は奥穂岳・北穂岳間のチャレンジを予定していましたが、天気予報を信じ中止にしたところ・・・。

「晴れてるやないか~い!!!」

なので、お気軽に八ヶ岳(硫黄岳・横岳)へ行ってまいりました。

実は硫黄岳は8年ぶりとなり、まだ登山靴も持っていなくてダナーのマウンテンライトを履いてオーレン小屋にテント泊で行ったきりの再訪でした。登山道はうる覚えでしたが、かなり変わった印象で、一番感じたのは「あれ?こんなに楽なところだったっけ?」となり、のんびり山行となりました。

これから硫黄岳や横岳へ行く方に注意すべき点等を明記するので参考にしてください(^^)

硫黄岳・横岳データ

最近はSNSであんがい出てくる硫黄岳、もちろんお目当ては「爆裂火口」で有名ですね♪最初に見たときは結構迫力のある場所でした!硫黄岳へ向かうには一般的には2つのルートがメジャーかと思いますので、縦走・ピストンとご自分の力量に併せて選択してください。

登山ルート

硫黄岳へ向かうにはメジャールートは以下の通り。

【桜平登山口(ピストン)】
一番手ごろで負担のない日帰りピストンコースがこちらです。桜平駐車場に車を止めて、桜平登山口ゲートから出発します。

桜平登山口ゲート~夏沢鉱泉~オーレン小屋~硫黄岳

距離が短いので、初心者でも楽しく行けます。

※難点は、桜平駐車場へのアプローチ!かなり道の悪い林道の運転と駐車場の確保!(現在は上・中・下と三カ所の駐車場はあるが下は登山口ゲートまで1時間30分を要す)
Reliveで今回のルート動画(硫黄岳から横岳にも行ってます)



【赤岳鉱泉(縦走)】
このルートは基本赤岳や横岳へ行くルートになります、硫黄岳から横岳を経て赤岳を周る縦走コースとして選択される方も多いです。

美濃戸口~赤岳・美濃戸山荘~北沢コース~赤岳鉱泉~硫黄岳

※距離があり健脚向けになるので、初心者には厳しい。駐車場は美濃戸口の八ヶ岳山荘なら楽ですが、赤岳山荘・やまのこ村駐車場利用は、かなりの難路な林道を通る必要あり。

危険個所

硫黄岳までのルートで危険個所はありません。ただし硫黄岳周辺はガレ場とザレ場になるので、足運びは注意してくださいね案外滑ったり浮石も怖いです。
硫黄岳から横岳へは唯一横岳山頂手前に鎖場を伴った短い岩場があります。かなり安全な鎖場ではありますが、初めての方は少々怖くなるかと思います。基本的に横岳山頂間近は切れ落ちている尾根を上がっていく感じになります。

駐車場

八ヶ岳へのアプローチで何が大変かって、この登山口までのアプローチと駐車場の確保が大変です。観光地ではないので駐車台数はどこもそれほど多くありませんので注意が必要です。

【桜平駐車場】
昔は、桜平駐車場は「上」しかなく、それも10台程しか止められませんでした、それ以外は路肩に止めていく事になります。現在はロープも張られていて基本新しくなっている「上・中・下」の駐車場に止めることになります。

「上」ゲートまで300m
10数台の駐車場で登山口ゲートまで一番近いが、止められるかは至難の業。
「中」ゲートまで600m
新設の駐車場で60台程止められるそうだが、良い所50台くらいのようでした。どしてもぴっちりは皆さん止めないので。登山口ゲートまでは上りで20分あれば着きます。
「下」ゲートまで3.5km
林道の一番下にある新設の駐車場で70台止められるそうです。ですが登山口ゲートまで上り1時間30分とかかり、かなりしんどい駐車場になります。下山時も1時間はかかるので、時間に余裕をみないと厳しい。

※この駐車場までは特に中・上に止める場合は、荒れた林道を通ります。車高の低い車・運転に自信のない方にとってはかなり厳しいです。すれ違いや大きな轍とドライビングテクニック必須です!

【桜平駐車場】
http://www.o-ren.net/news/entries/2017/000271.php

【美濃戸口・赤岳山荘/やまのこ村】
美濃戸口にある八ヶ岳山荘はバスも来るところでマイカーでも何の問題もなく来れると登山口です、駐車場の台数も多く安心して止められると思います。
美濃戸口から赤岳山荘/やまのこ村まで行く林道は上記の桜平駐車場への林道とは比較にならないくらい大変です。駐車場の台数も少なくこのルートを通るには相当の覚悟をしてください。急登でのカーブ・深い深い轍と盛りだくさんです。車高の高い車・4WDなら問題ありませんが、コンパクトカーや車高の低い車は厳しい!
  

山行記

硫黄岳までは何てことない登山道を歩き、あっと言う間に「爆裂火口」を見れるので、登山初級や初めて登山をする方でも行ける場所です。ちょっとばかり硫黄岳(爆裂火口)山頂直下に岩場はありますが、たぶん大丈夫な場所だと思います。

桜平登山口ゲート~夏沢鉱泉~オーレン小屋

 
まずは、鉄パイプで通せんぼされてたゲートを超えてスタートです。

桜平登山口ゲート

最初に目指すは夏沢鉱泉です。温泉旅館を兼ねた山小屋で冬期はキャタピラの付いた車で送迎してくれます。夏沢鉱泉までは昔は砂利の普通の林道だったのですが今はコンクリートで固められた登山道で地味に膝にきます(笑)夏沢鉱泉を過ぎるとようやく登山道ぽくなりますが、緩やかな登山道ですのでのんびり進んでください。

夏沢鉱泉

次に目指すはオーレン小屋です。オーレン小屋は数少ない入浴のできる山小屋、8年前にテント泊で来た時には入りました♪登山後に入浴できるので、寒い八ヶ岳でもぽかぽかでテント泊が出来たことを思いだしました♪そうそう、ここは「ボルシチ」が有名なので時間があればぜひ食してみてください。

オーレン小屋

ここまでは割とすんなり来れますし、さほどの疲れはないはずです!

オーレン小屋~赤岩の頭~硫黄岳

 
オーレン小屋を出発すると、次に向かうのが「赤岩の頭」という森林下界に出る分岐点なのですが、この赤岩の頭に出るまでの登山道が硫黄岳までの「上りの核心部」になります。

登山経験者なら何ら問題はありませんが、一番急登に感じる最初の試練の場所になります。登山道は若干粘土質の土に木の根っこ等が出てきます。決して危険ではありませんが、登山靴に泥がつくと岩だろうと木の根っこだろうと滑るので注意してください。何となく樹林帯が終わるとハイマツ帯に変わり、空が開けてきたらそこが赤岩の頭です♪

赤岩ノ頭へ登り樹林帯

赤岩の頭からは、もうひと踏ん張り硫黄岳(爆裂火口)までありますが、急登というよりは、ザレ場とガレ場の登山道をえっちらおっちら登ります。足場が若干スリッピーな感じになるので、そこだけ注意してください。

赤岩ノ頭

硫黄岳山頂直下にやや岩場が出ます。一部ハング(張り出し)している箇所を通ります、慣れていない方や始めての方は崖側に落ちるんじゃないかと錯覚する個所です。ですが張り出した岩に手を添えて十分まっすぐ通れますのでご安心を!(最初は恐いかな)

この岩場を上がれば、そこはだだっ広い硫黄岳の山頂です♪

硫黄岳山頂

爆裂火口が目の前に見えるので、休憩と写真タイムと腹ごしらえも良しです♪昔は爆裂火口にはロープとか張っていなかったのですが、今は安全のためロープが張られているので、それ以上は行かないように!

爆裂火口

硫黄岳~横岳

 
硫黄岳を後にして、横岳へ向かいます。硫黄岳から横岳へは気持ちの良い稜線歩き、さながら天空の登山道です!幸か不幸かこの日は雲海チックやガスが湧いてきて何とも言えない景色でした♪

硫黄岳・横岳稜線

まず硫黄岳山荘へ向かいますが、硫黄岳からケルンのある登山道を進みます、ここは浮石だらけのガレ場ですので注意してください。割と大きな石もパコパコ動きますよ。
硫黄岳山荘からはガレ場ザレ場混じりでもう一段上の稜線へ向かいます。さほど急登でもないので、たんたんと歩けばつきます。

いよいよ横岳山頂を間近に迎えると、そそり立った三角形の山頂が見えますが、横岳はここから鎖場(トラバース)に突入します。鎖場は20mほどですので難しいことはありませ。どの鎖場も数mの個所が何カ所か続く感じです。ですが、やや高度感と切れている箇所もあるので初心者や初級の方は恐く感じる場所です。鎖・梯子・ラダーとありますが、基本に忠実な歩行技術があれば何の問題もなにで、チャレンジしてください。

岩場を通過すれば、横岳から赤岳へ続く完全な稜線上です。目の前には「大同心・小同心が見え、クライマーさん達が登攀真っ最中です。

大同心・小同心

山頂はあまり広くはありませんが、赤岳・阿弥陀岳と八ヶ岳の全貌の絶景をご堪能ください。下山はピストンなので割愛。

横岳山頂

山行動画

 
今年から始めた撮影ですが、まだGopro8もまだまだなのに新しい機材を買ってしまいました♪そう360°撮影のできるInsta360 ONE Rです。撮影は楽になりましたが編集がヤバい(わからない)!!
まぁこれはゆっくり勉強しながらステップアップしていきます。

日帰りなので短めに製作する予定だったのですが、Insta360 ONE Rのテストと横岳の危険個所を盛り込んだら20分になってしまいました(笑)時間に余裕のあるときか、詳細欄のチャプターリスト(目次)からお好きなところへジャンプして視聴してください。(チャンネル登録していただけると喜びます)

まとめ

 
8年ぶりの硫黄岳・横岳は4連休の混雑で朝一番から駐車場難民から始まりましたが、とても気持ちの良い山行になりました♪初心者でも硫黄岳までは余裕で行けるコースなので、老若男女いろいろな登山者がいました。

横岳のトラバースは少々危険ではありあますが、慎重に渡ってもらえれば可能だと思います、ただし往復12kmはあるので時間のコントロールは必要なのでご注意を!

これから紅葉シーズンで、山行計画目白押しですが、みなさん気をつけていかれて下さい!

ではでは。

ぽちっと応援お願いいたします。

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