テント泊で枕(ピロー)の悩みを抱えている方っていますか?
何を隠そう山爺はその枕(ピロー)問題を抱えている一人です。どういうことかと言うと、市販されている登山ギアメーカーから出ている枕(ピロー)って、色々あるじゃないですか。でその中でも完全なエアータイプもあれば、エアー+インフレータブルのものもあるのですが・・・
どれもこれもブヨンブヨンして、深~い眠りを妨げるんじゃ~!!
ってなる方いませんか?そうです山爺は軽量で寝後心地抜群なんて宣伝文句につられ買って使用してきた、枕(ピロー)は全滅(笑)
で、今回もしかしたらこの枕(ピロー)問題の旅から抜け出せそうなアイテムを発見したのでシェアしたいと思います。
目次
テント泊枕(ピロー)遍歴
まず今までに購入してきた山爺の枕(ピロー)遍歴をご紹介。
100均枕
安いだけで買ってみた、耐久力が最弱でダメだった商品。あっという間にお蔵入りです(笑)既に使い物ならず捨てました。空気は抜けるし最終的にはパンクしました。(写真は別のですが、こんなやつね)
イスカ
キャンプ時の枕として購入し、山でも使ってみたが使えば使うほど安眠できない事に気づき始めた(笑)けっこう吟味して買ったつもりだったんですけどね~。
マジックマウンテン
エアー注入は変わらないが、首元にフィットできて上記のイスカよりコンパクトで軽量だと思い購入!がしかし、これも根本的なブヨンブヨン感が取れず、数回使っての現時点に至ってます。
テント泊での枕(ピロー)に求めること
テント泊時の枕(ピロー)って人それぞれ求めることは違うと思うのだけど、山爺の場合は以下の4点です。今まで購入した歴代の枕(ピロー)は何とか及第を与えて使ってきたのですが、完全な安眠を得るためのパーフェクトとはいっていないのが現状です。
そもそも枕(ピロー)が無いと眠れず、しかも本来は固めがお好きなのです(笑)あと微妙に高さにもこだわりがあるので、面倒くさい性格だなと自分でも困ったものです。ちなみに自宅ではタオルを何枚か重ねて好みの高さに調節して使っています。
軽量・コンパクト
まずはテント泊ですので、少しでも小さくて軽いものが良いですよね。一般的に登山メーカーから出ている枕(ピロー)はそこまで神経を尖らせるほどの重量ではありませんが軽くてコンパクトな物が良いに決まっています。
頭のぐらつきがない
この頭のぐらつきが大事なんですけど、エアーを注入するほとんどの枕(ピロー)はこの、頭のぐらつき問題にぶち当たります。
どういうことかと言うと、枕(ピロー)にエアーを注入するわけですから、パンパンにエアーを注入して固さを出そうが、エアー注入を少し抑えて高さ調整をしようが(既にブヨンブヨン感有)、寝返りで顔を横に向けようがまっすぐ後頭部を向けてもエアーによる、ブヨン~ブヨンが発生して頭の収まりが悪くて、これが何とも睡眠を阻害します!
滑らない
実はこの滑らないっていうのも枕(ピロー)の性能においては重要なんですよね!
枕(ピロー)の使い方としては恐らく2通りだと思います「シュラフとマットレスの間」か「シュラフの中」に置いて使うかと!
で「シュラフの中」の場合は、さほど滑りは重要ではないですが、シュラフの下とマットレスの間に枕(ピロー)を置く場合はマットレスの材質にもよりますが、結構滑るんですよね~枕(ピロー)自体が!シュラフの素材は間違いなくナイロンだと思うので解決できないにしても、マットレスの上でも滑るとなると・・・いつの間にかノー枕(ピロー)状態になってるなんて事も起きます。
イスカのピローは滑り止め付
シュラフの中に入れられる
このシュラフの中に枕(ピロー)を入れるのは少数派かもしれませんが、特に雪山テント泊の時はやるんですよね個人的に!できる限りシュラフの中の空間を埋めたいのと、寝返りで枕(ピロー)の位置を調節とかするのが嫌ですし、とにかくシュラフのジッパーを開けたくない!てのが理由なんですが・・・
実は枕(ピロー)の形状によってシュラフの中に納まりが悪かったり、シュラフの顔まりの空間を必要以上に圧迫してしまったりとなかかな難しい問題なんです!
こんな理由で、あ~これもダメ、またダメだったと旅を重ねてきて見つけたのが次の商品です↓
グラナイトギア・ドリームサックピロー
実はこの商品に出会う前から、うちの嫁も枕(ピロー)問題を抱えていたのですが、いつの間にかサックに着替えを詰めてその上にタオルを巻いて枕(ピロー)にするという技術を身に付けていました、知らぬは自分のみ(笑)
でこのグラナイトギア・ドリームサックピローを購入して嫁の一言が「だから私はそうやって枕にしてるって言ってたじゃん!」
そうです、山爺は効く耳を持っていなかったのです(笑)
で本題ですがこの「グラナイトギア・ドリームサックピロー」には、片面側にコーデュロイが縫ってあり顔を横向きにしたときは、柔らかい肌触りになるのが特徴!通常グラナイトギアのサックは全て裏表がリップストップナイロンですので、そのまま衣服等を詰めて寝るともしかすると滑る(頭がずれる)可能性もあるのと、顔が横を向いたときにサックにあたる面がシャラシャラしてしまいますね。
しかも単に衣服等を詰める場合はコーデュロイの面を内側にひっくり返し衣服等を収納するので、コーデュロイ部分が痛むこともないでしょう♪
枕としての高さや固さは中に詰めるものでいかようにも調節は可能ですね、実際に自宅でですが山行時に持って行ってる衣類を詰めて寝てみました。
「すばらしぃ~ファンタスティック♪」
今までの枕(ピロー)問題は瞬時に解決(笑)、残る問題は滑るかどうかですね!当然ですが、片面がコーデュロイでもう片面はリップストップナイロンのままですので滑りが気になるところです。もし滑るようなら何か山行時に余っている衣類等を敷くことで解決してみようと思っています!
それから寝袋の中への設置も問題なく、衣類を詰めているので形が寝袋にフィットしてくれて、全く問題は有りませんでしたよ~♪
あ~あ、なんで嫁の言うことを真剣に聞いてもっと早く、サック衣類詰め方式枕(ピロー)にしなかったんでしょう??
ですが、このグラナイトギア・ドリームサックピローは少々お値段がぁぁ~!!スペックはこんな感じです。
金額 :2500+税
サイズ:37×18×9
容量 :6L
重量 :57g
税込で2.750はちょっと高いかなぁ~と思うのは山爺だけかな?実際にグラナイトギアのサック類は容量別に結構持っているけど、もう少し安くなってもらえるとありがたいです!
まとめ
そんなこんなで、ついに枕(ピロー)問題が解決しそうな予感!収納サックが一つ増えてザックへのパッキングにも便利と一石二鳥ですし、たぶん間違いないと思います。
最初から着替え等の衣類を詰めておけば、膨らませることなくザックから出したらすぐ枕(ピロー)っていうのも良いですよね♪
高さの調整は幾らでも変更はできるので、滑り問題だけ解決すればOK!
テント泊での睡眠は翌日の行動に影響があるので、ぐっすりと安眠したいですもんね。
テント泊時の枕(ピロー)問題を抱えている方には朗報だと思うので、ぜひ試してみてください。失敗しても収納サックが一つ増えるだけですから(笑)
ではでは。