登山時にナイフって持って行っていますか?山爺は持って行っています♪
今のご時世おおっぴらには言えませんが、やっぱり緊急時や料理では必要ですよね(^^)。山爺は最近行ってませんがキャンプも多少はたしなむので、登山以外の遊び用にもナイフはもっています。
今回は、登山時のナイフの必要性の是非と、山爺所有のナイフ全般のご紹介です。
目次
登山にナイフは必要なの?
そもそも論ですが、登山時にナイフの携行は必要なんでしょうか?山爺は必要とだと思っています。まぁ中には「ハサミで良くね!」なんて意見もあるかとは思います。
ですが、山爺はこう考えます、大は小を兼ねるじゃないですがナイフ1本で多種多様な用途に使えると思っています。ざっと山爺が登山時にナイフを使ったシーンを挙げてみます。
・箸忘れで枝で箸を作った
・料理時に食材を切った
・テントの張綱加工で切った
まぁ、こんだけなんですが、アルパインクライミングだったらザイル等の切断にも使うんでしょうね!一般登山においては上記くらいしか出番はないかもしれません。ですが、万が一緊急でビバーグ等になったり火を起こすための薪木やストライカーでの着火時、ダイニーマコード等の切断時等、何かと必要に迫られるタイミングはありますよね絶対に!
なので、お守り代わりではないのですが、必ずザックの中にナイフを携行しています、賛否はあろうかとは思いますが何かの時の備えと言う意味で軽くて丈夫なものを一つ持っておくことは安心に繋がると思いますよ、ご参考までに!
※注意点
「銃刀法違反」と「軽犯罪法違反」
すごく細かい法律ななので割愛しますが、キーワードは刃の長さ(刃体)が6cm以上なら銃刀法違反、6cm以下なら軽犯罪法違反に該当します。重要なのは「正当な理由」がなければナイフの所持はダメってことです。なかなか難しいのですが、正当な理由があっても使わない時は直ぐに取り出せない状態(ポケットとかぶら下げてたりしたダメ)でしまっておかないとアウトらしいので注意です。
注意点にもありますが、山爺はエマージェンシー袋の中に忍ばしています。これで仮に職質されて中身を見られても直ぐにはナイフを取り出せないので、最悪注意はされても違反になることはないでしょう多分(笑)。ネットでは5徳ナイフや10徳ナイフを車に載せていただけで検挙されてるみたいですね~!?
登山時携行ナイフ
さて、ここからは山爺が本当に登山時に持って行っているナイフのご紹介です。メジャーなものもありますが、知らない方にはどこのメーカーだって感じだと思いますが、良かったら参考にしてください。
オピネルNo7
言わずと知れたフランスのナイフメーカーですね。キャンプ等でも使っている方は多いですね。オピネルの良いところはコスパと扱いやすさです♪山爺はステンレス素材の方を使っています。本当は切れ味のあるカーボンスチールが良いのですが錆に弱いので、登山では濡れることは少ないですが錆びにくいというこでチョイスしてます。
オピネルNo9
当初は大は小を兼ねるといった意味合いもあり、オピネルでは大型のサイズを携行していましたが、上記サイズでも事足りたので現在は携行はしてません。キャンプ時にステーキを焼いてそのままフライパンで切る時に使っています。
GERBER 折りたたみナイフ ウルトラライトLST
GERBERはアメリカのメーカーです。ちょっとそっち方面(サバイバル系)をしている方はご存知だと思いますが、ちょっとミーハーな感じもしますが(笑)。山爺が携行しているのは、フォールディングナイフで非常に小さいものです。刃の素材はステンレス鋼なのでこちらも錆びにくいですね。何よりも軽量コンパクトなので、お守りのごとくエマージェンシー袋の中に忍ばせています。
キャンプ時携行ナイフ
ここからは単に山爺の趣味となりますが、こんなナイフを持っています。基本的にはバトニング(木をナイフで割ること)ができる刃厚が基準で、切れ味の良い物をチョイスしています。ちなみにキャンプはブッシュクラフトよりなので下記のようなナイフチョイスになってます(笑)。
BarkRiver バークリバー ブラボー1
BarkRiverはアメリカのナイフメーカーで多分そっちのジャンル(サバイバル・狩猟等)の方は知らない人はいないほどのメーカーですね、その中でも超が付くほど有名なモデル「ブラボー1」を所有しています。A2鋼という非常に良い鋼材で(切れ味・刃もち・バランス)秀逸な一品です。バトニング時も躊躇なく刃をたたける安心感と剛性感があります。また刃の形状はコンベックス(ハマグリ刃)でも有名ですね。
購入先↓
https://www.dlttrading.com/
TBSウッシュクラフトナイフ
このナイフはネットでとある方のブログを見て一目ぼれ(笑)。イギリスのサイトから購入しました(日本では発売されていませんでした当時、今もかな?)。このナイフはブッシュクラフトにおいては良く見る形で、刃の形状はスカンジと言われる鋭角に両刃に角度のついたナイフです。個人的にはコンベックスよりスカンジのほうがフェザースティックは簡単に作れるかなって思ってます♪柄の部分がお気に入り(^^)。
購入先↓
https://www.thebushcraftstore.co.uk/
ナイフメンテナンス道具
刃物は全てに言えますが、ナイフは切れてこそ安全です。ナイフも使えば刃こぼれや切れ味が鈍くなったりと様々です。ですので山爺は精神集中も込めて家の包丁からナイフまで自分で研ぎます(笑)。ですので、砥石はもちろん知らい人もいるかも知れませんが自作の皮砥もあります。そんなナイフ・包丁のメンテナンス道具を紹介します。
砥石
砥石の世界ははまったら最後です(笑)。値段もピンからキリまであるので深みにはまらないようにしてくださいね!山爺は色々とネットやブログで調べ購入したのが「刃の黒幕」シリーズです。シャプトンという会社で定評のある砥石を販売しています。良く研げて、水に浸す時間も短いし非常に扱いやすい砥石なので、お勧めですよ~(^^)。ちなみに「刃の黒幕」はセラミック砥石になります。
1000番・2000番・5000番
皮砥
これはもはやオタクの世界かもしれませんが、最終的に刃の仕上げに使い究極の切れ味をだします(笑)。ちなみに英語ではstrop(ストロップ)と言います。すんごい小さい子供のころ床屋のオジサンが剃刀を皮みたいな長い物にシューってやってたヤツです。
山爺的にはナイフを研いだ後の最終的な儀式的研ぎ増しの感覚です(笑)。
コンパウンド
上記の皮砥とワンセットになるのですが、皮砥で仕上げを行うにはコンパウンドが必要になります。山爺は以下のものを使っていますが、国産だと青棒や白棒というのがあります、代用品でピカールを使う方もいるみたいですが。要は砥石以上の番手の粉(コンパウンド)で研ぐといった意味合いです。
オイル類
オイルは2種類、刃そのものに塗布するものと、柄の部分に塗布するものがあります。刃自体には工業用のオイル、柄の部分にはウォールナッツオイル。刃の錆防止と柄(木)の腐食防止用に使用します。
まとめ
登山時のナイフ携行の是非という観点でしたが、結論は「持って行っておきなさい!」です(笑)。
ですがくれぐれも取扱いと携行時の職質には注意してくださいね!こういったご時世ですから勘違いされることももあるかもしれないけど、警察のご厄介だけにはならないように♪
キャンプ用は「へぇ~」で結構です、完全に趣味とオタクの世界なので(笑)。
ではでは。