山行記

谷川岳の雪山登山は暑くて汗どろどろ!(2019年12月29日)

先週の鍋割山が2019年登り納めだったのですが・・・。

急遽年末年始休みの天候状況がちょいと不透明なこともあり、ヤマテン情報ではこの2019年12月29日が絶好のチャンスとの事!

これは行くっきゃないでしょ♪そこで北アルプスは天気が良いが風が強いとの予報なので、選んだのは行き慣れている「谷川岳」!

やや雪山としては修行山行感の強い山ですが、雪山シーズン初め1座目としてはまずまずの景色を堪能するには良いでしょう♪

29日なので高速も混まないでしょうし、谷川岳自体には雪が一応あるようなのでお気軽に行ってきました。

今後の年末年始の大荒れの天候予報(寒波)によっては、今後の谷川岳雪山状態は変わると思いますが参考にしてください。

谷川岳データ

場所:新潟県と群馬県の県境で三国山脈の一つ。二つ耳を合わせて谷川岳と呼ばれるようになる。
標高:トマの耳(1,963m)・オキの耳(1,977m)
標高差:約685m
行動距離:7km弱(ロープウエイ利用時)
行動時間:約5時間
山小屋:肩ノ小屋、冬季クローズ(避難小屋としては利用可)
アクセス:車/関越道路水上IC・電車バス/上毛線土合駅 http://www.tanigawadake-rw.com/access/

谷川岳駐車場情報

谷川岳ロープウェイを利用する場合は前日の夜から行く場合もあるかと思いますが、谷川岳ベースプラザに前日の夜から駐車場を利用し車中泊することが可能です。この日は23時ごろに到着し車は1/3も停まっていませんでした。ちなみに1Fのみが駐車可能で2F以上は当日の営業時間がくるまで侵入することはできません。1Fのみが駐車可能となっています。

注意としてテントの設営と火器利用厳禁です。

車中泊をして係員が回ってくる前に出発した場合は、フロントガスに駐車料金の支払い案内が挟まれているので、帰りにゲートで支払えばOKです。

駐車料金:1日/¥1.000-

谷川岳ロープウエイ情報

シーズンによってロープウェイの始発時間・チケット販売開始時刻が違いますので注意してください。

≪営業時間≫
【4月~11月】
平 日:8:00~17:00
土日祝:7:00~17:00
【12月~3月】
全 日:8:30~16:30
3月から土日祝日は、7:00~16:30

ですがこの日は7時にチケット販売開始で、そのままロープウェイも乗れましたので雪の状況や風・混雑等によっても変わるので当日に確認したほうが無難です。

≪チケット料金≫

大人:片道/¥1.250- 往復/¥2.100-

≪チケット割引≫
ロープウェイチケットの割引は以下の通りです(往復チケットのみ)。ちなみに割引料金は1人/100円です。

・JAFカード提示
・モンベルカード提示

まぁ¥100ーでも安くなるので、上記カードをお持ちの方はご提示を!ちなみにクレジット決済でも割引対象です♪

谷川岳コース

通常、積雪期では冬道があるのですが、今回は天神尾根への合流点まで夏道を通るトラバース道を通過。天神尾根からはそのまま直登となるコースです。

ヤマレコで確認ができます。

山行記

昨シーズンは2月の後半に行きましたが、この日はほとんどハードシェルを着ることもないくらいの暑さで、汗どろどろどころが汗ドバドバだったのを思いだします。また基本修行のような上りが続くので、なかなかキツイなという印象の山でした。

今回の雪山山行は雪不足もあり、無雪期の夏道を通るルートになりました。完全な雪山登山とはいきませんでしたが参考にしてください。

駐車場~6Fロビー

まずは駐車場から6Fロビーへ向かいます。だいたい皆さんチケット発売時間の1時間前には並びます。今回はチケット販売が7時からなので6時過ぎには山爺もザックを置いて並びました。

ザックを置いたらトイレ・腹ごしらえ等結構時間があるので暇つぶしをして待ちましょう。

谷川岳チケット売り場

ロープウェイ乗り場~天神平駅

チケットを購入したら案内標識に従ってロープウェイ乗り場まで向かいます。

ロープウェイは3分おきに出るので多少並んでも大丈夫ですし、一気に余裕をもっても7~8人は乗れるのでご安心を!10分くらいで「天神平駅」到着です!

谷川岳ロープウェイ

天神平駅~天神尾根~熊穴沢避難小屋

天神平駅に到着しゲレンデに出たら身支度開始です。「気温」「風」「雪の状態」を見極めて、「アイゼン」「ワカン」どちらで行くか決めます。

今回は「アイゼン」でスタートします。10人に1人か2人くらいはワカンでのスタートをしていましたね。

天神平駅

ここで気づきました!なんとゲレンデに出てすぐあるリフト横から天神尾根に直登する冬道ではないではありませんか!そうです、皆さん「夏道」を進んでいます!積雪量の関係で夏道で通行可能のようです!

谷川岳(夏道)

谷川岳センターの情報によると積雪10cmくらいでトータル積雪量1mということらしいです。山爺、夏(無雪期)の谷川岳に来たことがありません、なので積雪している夏道が分りません。

谷川岳(夏道)

ということで夏道をたどって天神尾根を目指します。

トラバース

天神尾根までは地図で見てもほとんどトラバース道が予想されます。実際に通過してみると、結構初心者にとっては危ないかも!

・細いトラバース道
・ザックに引っかかる枝
・足元を襲う根っこと笹と枝

そうなんです、今回は天神尾根に上がるまでは藪漕ぎならぬ「枝漕ぎ」です!しかも避けたつもりが結構ザックやザックに付けたピッケルが引っかかります。

トラバース

みなさん四苦八苦アンド足元にも注意を払わないと、簡単に枝トラップに引っかかります、特にアイゼンの歩行に慣れていない方は注意してください!プラスで言うと厳冬期のまだ序盤で降雪が少ない時期ですので、足元の雪は柔らかい部分が多く、簡単に踏み抜きます。

枝漕ぎ

特にトラバース道の崖側はしっかりした登山道だと思って足を置くと簡単に崩れるくらいの雪の方さしかありません!

根っこ

枝漕ぎとアスレチックな登山道を経て天神尾根に出たら、尾根筋を歩き「熊ノ沢避難小屋」を目指します!ここが第一チェックポイントで休憩場所です!天神尾根に出ても雪が少なく目線や胴体あたりの高さに枝が張り出しているので、これも要注意!

熊ノ沢避難小屋

熊穴沢避難小屋~ザンゲ岩

昨シーズンは完全に埋まっている「熊ノ沢避難小屋」でしたが、今回は完全に露出しています。なんせ夏(無雪期)に来たことがないので、この避難小屋の全容は初めて見ます(笑)、けっこうきれいですね♪

熊ノ沢避難小屋

さあ「谷川岳雪山登山」は、ここからが本番!

上り

目指すは第一の岩「天狗の留まり場」です。がしかし避難小屋からは上りの一辺倒!!

上り

上りからの上り地獄!

延々続く上り地獄!

で、ようやく「天狗の留まり場」で呼吸を整えます!

天狗の留まり場

さらに肩ノ小屋目前「ザンゲ岩」を目指します。

上り

が、「上りは続くよ、どこまでも~♪」青空を目指して、地獄の上りを延々と延々と・・・!

上り地獄からの

上り地獄!でザンゲ岩に到着。

ザンゲ岩

ここで大抵の人は大休止です。ザンゲ岩から上は稜線上に入るので気温が高く暑い場合以外は、この辺りで防寒対策をしておいたほうが良いポイントです。今回は暑いのでベースレイヤーのまま上がります!

ザンゲ岩~肩ノ小屋

さあラスボス攻略ステージへ突入です!

最後の上り

このザンゲ岩を超えて肩ノ小屋までの区間が最終「上り地獄」のラスボスステージです!

「肩ノ小屋」とSNSでよく見る「エビの尻尾の付いた道標」が見えるまでは、青空に向かって直登あるのみです!

道標

「無心で上るべし」景色を見ながら上り地獄を和らいでね♪

肩ノ小屋

で谷川岳の楽園「肩ノ小屋」へ到着!もはや「のぼり天国か!」(笑)。

肩ノ小屋~トマの耳~オキの耳

肩ノ小屋まで来れば山頂はもうすぐそこ!風の有無によってウエアリングを変えて出発、下の段階から山頂付近に雪が舞ってるのは見えていたので、強風は予想通り!ハードシェルとグローブを追加で挑みます!

そうそう、アイキャッチ画像は山爺ですがtrekkinから前日に届いたミレーのハードシェルが届いたので、谷川岳でデビューさせました。

山頂(第一山頂:トマの耳)までは、10分~15分で到着します!

谷川岳山頂

大概の方は、トマの耳到着後は双耳峰のもう一つの山頂(オキの耳)まで向かいます、CTは10分~15分くらいなので時間に余裕があれば行きましょう!ただしオキの耳までの登山道は要注意!雪庇の脇を通過しますので、トレースからは絶対に外れないようにしてください。

トマの耳へ

危険個所は雪庇脇の登山道以外では変わらずトレース幅は狭いので、すれ違いの際も滑落に注意です!

場合によってはピッケルのほうが安心という方もいるかもしれません、がポール(ストック)のみでも大丈夫です。

オキの耳

下山

トマ・オキの耳を落としたら下山です。登山道的には変わらないので割愛しますが、登山道の雪の状態が変わっているのと同時に歩ける範囲が広がっているので、トレースをよく確認しながら下山してください。

あとはロープウェイのある天神平駅まで行けば終了です。

そうそう言い忘れましたが、スタートの天神平駅以外谷川岳雪山登山時はトイレがありません。必ずスタート時に済ませておいてください。どうしても山行時にもうようしてしまった場合に備えて、簡易トイレは持って行ったほうが良いです(特に女子)。

下山後の食事

どうしても雪山登山はその時の状況にもよりますが、山行時は行動食で済ませてしまって下山後にしっかりした食事をとる場合も多いかと思います。今回は下山後に水上の温泉街で食事をとったのでご紹介♪

いさごや

「いさごや」さんはお土産売り場とイートイン(モツ煮定食)があります。スイーツの「生どら焼き」「生大福」が有名みたいですね♪山爺はモツ煮に目がないので、もちろんスイーツそっちのけ定食一筋です。

・モツ煮定食   :570円
・モツ煮定食(大):620円

すげーコスパがいいです♪お味もよろしゅうございます(^^)。温泉まんじゅうも付いてます♪

食事は14:30がラストオーダーで15:00までです。お土産屋としても17:00までなので注意して下いね!

水上 いさごや

まとめ

個人的な印象としては雪山歩行修行的に思えてしまいます。体力不足や怠けた身体だと結構キツイ上りオンリーの雪山になってしまいます。

楽しく谷川岳雪山登山を楽しむには、少々体力増強をしておいたほうがより谷川岳を楽しめると思います。

それから2019年12月29日現在では、まだまだ雪が少ないので前半の登山道は夏道を経由します。厳冬期本番で積雪2m以上になればスタートからリフト脇を直登し天神尾根へすぐ出る冬道になるので、それはそれでたっぷりの雪道を歩けるので楽しいかと!

なぜか山爺は谷川岳雪山登山に関しては、気温が高く雲一つない条件で雪山登山することができています。この日も本当に暑く汗をかなりかきました、中には午後の下山時に半袖で歩いている若者も!

昨シーズンの時の谷川岳雪山登山はコチラ

『谷川岳雪山登山』と『ミレーのあみあみ繋がり』2019年2月24日

2019年になってからというもの、土日の休みと天候が合わず上州地方への山域がことごとくお流れになっていた最近でしたが、とうとう来ましたヤマテンでのお天気配信たったの2行。どこも快晴との事! 山爺は春夏 ...

条件の悪いときはかなり撤退を早々に意識しないといけない谷川岳ですが、条件さえ良ければ初心者には体力とアイゼン歩行の練習にはもってこいの山だと思いますよ。

機会があればぜひ行ってみてください。

ぽちっと応援お願いいたします。

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