本日は下山をして富山市内で観光の予定です。せっかくのGWですので、美味しいものを食べて帰りたいと思います。
まずは朝一の撤収作業から始まりますが、いつテント泊しても思いますが撤収作業って面倒だし、登山あるあるなんですが、入山日よりもザックが重く感じたり、パッキングが思うように出来ず、外付けが増えたりと・・・。
前日のお昼すぎから曇ってきた関係もあり、実は急遽前日のお昼過ぎに撤収をして下山開始をした方も見受けられました、もしかすると正解だったかもしれません。
そんなこんなで、下山状況と富山市内での美味しいものをご紹介します。
1日目の記録はこちら↓ 目次 運が良いことにGWは10連休が確定していたので早々と立山駅から室堂までのケーブルカーとバスの予約を既にして臨んだ立山登山の山行記です。 数年ぶりの雷鳥沢テント泊ですが雪山(残雪)はどうなのか、来シーズ ... 前日の天気予報では本日から晴れとの期待で目覚めた2日目の始まりまです。テントの外は予報通りのすんばらしい快晴♪ 予定では調子が良ければ別山~富士の折立~大汝山~雄山への縦走予定です。 1日目の記録はこ ... 雷鳥沢キャンプ場をベースにして3日目の朝です、本日も朝は快晴でしたが時間を追うごとに天気は下り坂の予報です。さすがに本日は山爺・嫁も体調は万全です。午後の天気の崩れかたによってコース変更を視野に入れ、 ...
2019年GW・立山三山登山雪山(残雪)雷鳥沢キャンプ場ベースにて(1日目)
2日目の記録はこちら↓
2019年GW・立山三山登山雪山(残雪)雷鳥沢キャンプ場ベースにて(2日目)
3日目の記録はこちら↓
2019年GW・立山三山登山雪山(残雪)雷鳥沢キャンプ場ベースにて(3日目)
撤収・下山
前日の夜半から雨と雪が降っていたのは知っていたのですが、朝起きるとテント上部には雨を吸った重~い雪が積もっていました。
恐る恐るフライシートを開けると、そこはガスりながらの雨という状況!う~ん、雨の中の撤収か!一番嫌な事態です、なぜなら雨に濡れたテントは重くなるのと、スタッフサックには入りません(泣)。
その準備として巨大なゴミ袋を用意してあります、何も考えずにゴミ袋に濡れたフライシートとテント本体をガバッと入れて終了にします。ですが、それでも雨の中でザックへの取り付けや濡れながら下山準備に入るのは嫌なもんです!
撤収(雨天)
雨天での撤収のコツとしてはテント以外は全て、テントの中でザックにパッキングし下山時の行動着になり、テントの外に出たらしまうのはテントだけにしておくことですね。
残念なことに、我が家が撤収を完了し下山を始めたらお隣さんくらいに設営していた方がびしょ濡れで撤収作業を開始していました。そうです、1日目の記事にも書いた雪用のフライシート(外張り)の方です。夜半の雪から雨に変わっていたので、はたから見てもテント本体もビショビショになってました、お気の毒様です!
雷鳥沢キャンプ場~室堂
さあ、パッキングが終わり忘れ物がないか、ゴミが落ちていないか確認したら出発です!
はい、こんな感じで山あるある。まったくもって外付けが増えてます(笑)。もちろんテントはゴミ袋でトップポケットに挟んであります!ダメな見本ですからね~(^^)
さあ、ここから地獄の下山?登山?(登りです)。知っている方は分かると思いますが、入山時は雷鳥沢キャンプ場まではほぼ下り、ってことはそうです帰りはほぼ登りになります。無雪期の時もそうですが、一番最後に非常にしんどい登りをしないと室堂には着きません!
かなりの修行モードに加え、雨の中なのでこたえます(泣)。しかも途中からは(みくりがいけ温泉)前後からは、ワールドワイドな観光客もルート上には増えます!
嫁もまるで『ダンゴ虫』のようなパッキングで登ってきます(笑)。
このルートは正直、無法地帯になるので覚悟してください(笑)。観光客が道の真ん中で写真を撮る、走る・コケル・騒ぐ・立ち止まる、他の登山者やルールを守っている方には迷惑きわまりない行為が頻発です!
雷鳥が現れたら最後、追い掛け回してますから、本当にひどい有様を目にすると思います。実際この日もみくりがいけ温泉を過ぎた展望台のハイマツに2匹現れ、数十人の観光客が寄ってたかって、雷鳥さんはまさに針のむしろ状態!
そんな観光客の中で歩きづらい状態で室堂に到着です!
室堂~立山駅
へろへろで室堂についても、ここからも実は大変です!往復チケットを持っている方はそのまま、目的の場所への乗り場(扇沢方面か立山駅方面)へ整列しましょう。
この日は扇沢方面への並びは新宿駅の通勤ラッシュなみの混雑っぷり!立山方面はガラガラでした。
立山駅へは行きと同じで、高原バスからケーブルカーに乗り継いで終点の立山駅到着です。もし室堂出発からも混んでいて定刻のバスに乗れない場合は直ぐに臨時便が出るので多少は安心してください。
扇沢方面は厳しい状況でしたね、とにかく団体の数が尋常じゃないので室堂のターミナル内を歩くのも大変です。多分当日チケットを購入する人は、購入するだけで長時間かかって相当疲れると思います。
基本的なアドバイスとして、今後の参考にしてください。
・チケットは事前に往復で購入しておく
・時刻表チェックで早め早めに並ぶ
立山駅に到着すると時間帯にもよりますが、ここも相当の混雑っぷりでした。お土産屋さんや休憩所兼食事処は満員御礼(笑)。
立山駅ロータリー周りの飲食店も、相当の混雑っぷり!!
ひとまず我が家は駐車場にいき荷物を置いたら、再度立山駅に戻ってお土産と小腹を満たすべく物色しました。
山爺は『コーラ』と『白エビコロッケ』のコンボで攻めました、嫁は『ソフトクリーム』と『白エビコロッケ』のコンボです(笑)。
本来、このあとは温泉に入る予定でしたが時間の都合で中止!このあと立山駅を後にして、今回の富山名物の本丸を目指します♪
富山で回転寿し
ってことで向かったのは、TVでは何度か見ていた、富山の回転寿しです(^^)。
関東圏にはなじみのないチェーン店ですが、富山市内の回転寿しは相当のクオリティらしいです(TVの受け売りですけどね)。地元の方でもカウンターのすし屋ってあんまり行かないそうですね、それから東京から知人等が来た場合は回転寿しにつれていくそうです。
番やのすし
いくつかチェーン店はあるようですが、その中で選んだのが立山駅から一番近かった『番やのすし:大沢野店』です。
先に感想を言ってしまうと、これがハンパねェ~♪(カウンターのすし屋に行く必要なし)
『番やのすし:大沢野店』
http://www.banyanosushi.jp/
時間もお昼時だったので、行列覚悟で行ったのですが店の周りに行列は無し(あれ、TVと違うな~って思ってました)。
中に入ってびっくり、待合室の中は満員で店が奥行きのある縦長なのですが、その側面には待ちのお客さんがびっしり・・・。でも40分待ちほどで席に着くことができました(^^)
当然、最初に頼むのは解禁になったばかりの『白エビ』の軍艦!!!そして富山と言えば氷見ブリなので『ブリトロ』をチョイス!!そして天下の『のどくろ』!!!!!生と炙りのダブルを頂きました♪♪
はっきり言って東京に帰ったら、回転寿しに行けないくらいです。レベルは相当ですよ!普段我が家は魚は『角上魚類』にて購入するのですが、そこも霞むほどでした・・・すげぇ~富山!
本当は富山市内で更に『富山ブラックラーメン』を食べる予定だったのですが、時間と諸々の関係で中止!お土産で生麺のブラックラーメンを購入したので、今回はこれで我慢!(お店で食べるのは次回に持ち越し)
これにて帰路に着きます!
立山総括
あっという間の4日間を立山(雷鳥沢)で過ごしました!嫁の言う通り四季折々の立山は何度来ても良いところかもしれませんね(^^)。
ただ自然相手なだけに、それ相応の覚悟と準備、危機管理は必要ですが!
GW中はまだまだ雪山の状態です、気温こそ日中は暖かいですが夜はそれなりに冷え込みますマイナス10℃は行かないにせよマイナス5℃~8℃まで下がってましたので。
無雪期の立山は本当に初心者でも、安心して登山の出来る山域です。登山コースもバリエーションが多く色々な計画を立てることが出来ます。ましてや登山者なら憧れる『剱岳』もあります!我が家もまだ『剱岳』には登頂していないので、次回は登頂を狙っています。(『剱岳』は初級・初心者の方は厳しいですが)
是非、機会があれば立山三山へ行かれてみてください。
余談ですが、実を言うとこの後そのまま新穂高まで行って『西穂高岳』へ翌日から入山しテント泊を予定していたのですが、5月1日~2日の天気予報が芳しくなかったので、そのまま帰る事を決断しました。
せっかくの10連休でしたので、存分にと思ったのですが天気には勝てませんし無理は禁物です!格言にもあるように『山は逃げません』。またいつかのチャンスを狙って『西穂高岳』は挑みたいと思います。
長い山行記でしたが、お付き合いありがとうございました。これにて2019年GWの立山三山の山行記は終わりです。
ではでは。