お盆の木曽駒ケ岳から天候や所用のため全然、他地域への登山もできず、もっぱら高尾~陣馬の縦走や歩荷トレ、軽くハイキングと、地の利を生かして高尾界隈ばかり行ってます。
そんな中、めったに高尾山口方面は下山に使うことはないのですが、先日の日曜にトレーニングがてらチョイ歩荷で、嫁のニューギアテストを兼ねて高尾~小仏城山を往復しました。
小仏城山にてかき氷を食して、下山を始めたのですが、まぁ「面白い人」「あるあるな登山者」「不思議な人」「えっ?な人」色々見ましたのでご紹介します。
ディスりではなく、面白おかしく見てください(^^)/
目次
高尾で出会った面白いハイカー
ご存じの通り高尾山は家族連れから、ご年配の方と老若男女問わず登れる山です。ケーブルカー・リフトもあり誰でも気軽にハイキングが出来ます。
登山を多少されている方なら高尾山だけで終わることは無いと思いますが、この日、山爺が取ったコースは以下の通り。
高尾山口駅6:30~稲荷山コース~高尾山山頂8:00~小仏城山9:00
小仏城山9:40~もみじ台10:30(食事)~稲荷山コース~高尾山口13:30
というゆるふわなハイクだったのですが、小仏城山でかき氷を食べて下山を開始してから、その不思議で面白な方たちに大勢出会ったのです(笑)
ガシャガシャ音が大きい猛スピードな人
これは高尾山に限ったことではないですが、山では良くみる光景ですね!まずこのガシャガシャの音の原因ですが、そうです「ポール(ストック)」です!
ポール(ストック)の先端にキャップを付けていないので、金属と岩や砂利が当たってガシャガシャ音がするんですね~。環境保護の観点からはいわゆるローインパクト推奨のためポール(ストック)の先端は保護キャップをするのがマナーとはされていますよね!
それから、そういう方の特徴として「どんだけ急ぐの?」ってくらい、このガシャガシャの音を出しながら猛スピードで近づいてくることが多い気がします!
結構な威圧感なんですよね、特に後ろから来られると(笑)
この日に遭遇した方は、年配の「山やってますよ~体力自信あります」的なちょっと猛者感のある60代の方でした。
サンダルで登っちゃう人
「サンダル?」ってなっちゃうけど、高尾山には問答無用(笑)しかもワラーチとかそういう類のものではなく、ちょっと厚底のオシャレサンダルなのね!!
遭遇したのは稲荷山コースの下山中でしたが、4名程のグループでその中にいた女子(20代前半)なのですが、黒のオシャレジャージにオシャレサンダルで登ってきました。
まぁキャッキャ言いながら登ってくるので楽しいんだろうし良いのですが・・・。
この日の稲荷山コースは水たまりありの、ドロドロで一発で滑って転びそうな箇所が至る所に…良くあのサンダルで登れるなって逆に関心!
手つなぎカップル
もうこの光景を見たときは、時が止まりました(笑)
1組目は若いカップル20代前半か10代後半と思われます、もちろんスニーカーこそ履いていますが普段着で稲荷山コースを登ってきました。手を繋いでいるというよりは、がっちり深~く恋人繋ぎ♪微笑ましいとは思いますが、どちらか1人でもコケたら…!
2組目はというと、これが時が止まった瞬間だったのですが…!?
歳の候にして40代の半ばくらいでした、もちろん登山の恰好ではなく普段着にスニーカーでしたが…これ以上は何も言えません、お察しください(笑)
香水プンプンお水な人
たまたま山爺の脇を通過した、見た目は20代前半ギャル風2人組でした。そのすれ違いの状況は登山道の本線がかなりの泥濘と巨大な水たまりだったので、側道のやぶ漕ぎ道へ皆が迂回しているような箇所だったのですが、その20代前半ギャル風2人もさすがにスニーカーでは通れないと思って、側道へ迂回してきたときのすれ違いざまに…
「プ~ン!」と強烈な香水が…(笑)
やたら女子の後ろをキープする人
これはちょいと問題のある行為だとは思いますが…。ソロの女子にとっては結構イヤな問題ですよね。(ストーカーチック・危険を感じる等)
特に登りの場合は、お尻をガン見ですからね!一応山爺も前にソロの女子がいる場合は、抜くか間隔が空くようにはしています。やましい気持ちが無くても、そう思われるのもしゃくですからね!
特にこの稲荷山コースだと、そんな女性への配慮を知らない人(登山マナーを知らない)も多いかと思いますが、ソロの女子問わず、女性の後ろにピッタリくっついて登山は止めましょう!
話はちょっとそれますが、過去に一度山爺も「後ろに付かれると嫌なんです」と言われ抜かした事があります、ですがこれは男性の話ですけどね、男性でも後ろに付かれるとペースを乱されたりプレッシャーに感じる方もいるみたいなので、要注意ですね!
ワンピースで来ちゃう人
どうしたんでしょう?なぜワンピース!スポーツウエアは持ってないんか~い(笑)。ケーブルカーを使わずに挑戦するのはいいけど、転んだりしたらどうするの?しかも歩きづらいでしょ?(笑)
高尾山に来てノリで登るのもいいのだけど、TPOには少々気を使ったほうが良いですね!
手さげバックで登る人
驚愕の光景でした!これは小仏城山から下山を開始して最初の階段地獄を降り切ったところで出会いました。
もしかすると若干遅れてその方の後方にいた女性も連れだったかもしれませんが(この女性もショルダー掛けカバン)、手さげで小仏城山まできた人を見たのは初めてでした(笑)。さすがにビジネスカバンではありませんでしたが、帆布製の手さげカバンでした。
登山道横並びで登る一家
これはしょうがないって言えばしょうがないのですが、登山道いっぱいに家族4人(大人と子供)で横に広がってズンドコ登ってきます(笑)
登山道のルールやマナーを知らないので、しょうがないですよね!さすがに下りの登山者が来たら脇には寄っていましたが…。人の往来の多い時間帯は多少考えて歩きましょうって感じですね!
どこでも遭遇する「この時間から登るの?」な人
これがどの山に行っても一番不思議に感じることです。過去幾度となくこの時間から登って山頂を目指すのかなぁ~と不思議&疑問&大丈夫と思ってしまう光景です。
山爺が稲荷山コース下山に入った時は12時頃だったと思いますが、もう下山も終えようかといった地点(ケーブルカー乗り場が見えそうな地点)で、わんさか登ってきます。
確かに稲荷山コースはコースタイムで1時間30分、ゆっくり上っても2時間あれば着きますが、やっぱりケーブルカーやリフトがあるから遅めのスタートでも問題ないのですかね?
ですが、この日は午後から雨予報だったので、万が一の雷雨や土砂降りになった場合の事って考えてるんでしょうかね??もちろん見るからに雨具を持っているような感じには見れない方ばかりでしたが(驚)
話はそれますが、昔行った乾徳山で山爺は下山中で時間は14時近くで間もなく下山完了という地点で、えっちらおっちら登ってくる家族(年配の方を含め5名ほど)がいました、登山装備は皆無ですし、年配の方(お母さん)は必至に登っている状況で、山頂まで行くのかな~?途中で引き返すよな~と思いながらすれ違った事があります。
皆さん、そんな方達に遭遇しませんか?自己責任とは言うものの不安になりますよね!注意するのもおせっかいとも取られ兼ねないし難しいですよね。
まとめ
高尾山ならではの遭遇するハイカーを綴ってみましたが、高尾山の1号路(舗装道路)以外は軽ーい登山道なので、できれば最低スニーカー・スポーツウエア等、ハイキングに適した装備がよろしいかと思います!
高尾山口駅への下山は少ないほうなのですが、何というか高尾山へ来る方の多いこと多いこと!普段は陣馬山方面へ下山してしまうので、高尾山のカオスなハイカーと駆け出し登山者・観光目的?な方たちを目の当たりにして、何とも言い表せない面白さ・不思議さ・驚きと盛りだくさんでした。
中央アルプスの木曽駒ケ岳も、程度の違うカオス感はあります(笑)。木曽駒ケ岳でビジネススラックスに開襟シャツ、靴はゴム製の革靴に見えるタイプを履いて手ぶらという方を宝剣山荘前で見たときの衝撃こそありませんが、高尾山も負けず劣らずのカオス状態(笑)
たかが高尾山されど高尾山!
こんな笑かしてくれる低山は無いですな(笑)
ではでは。