山行記

初級者でも行ける?観音平から編笠山~権現岳周回ルート!(2019年7月12日)

裏高尾山のトレーニング登山から3週間。毎度の梅雨の週末と義理の父母の上京と忙しく、まったく山には行けていない状況の中、ヤマテンでは唯一の晴れではないが、曇り予想の土曜ということで、観音平~編笠山~青年小屋~権現岳~小泉口の周回ルートを計画しました。

ですが、色々ありので編笠山~青年小屋から下山の山行記録となります。

編笠山データ

場所:山梨県北杜市、八ヶ岳連峰の最南端に位置する
標高:編笠山/2,524m 権現岳/2,715m(観音平より)
標高差:編笠山/956m 権現岳/1,147m(観音平より)
行動距離:編笠山/7.9km(往復) 権現岳/11km(往復)
行動時間:7時間~9時間(ルートによる)
山小屋:青年小屋権現小屋
アクセス:中央道:小淵沢ICより20分
駐車場:観音平駐車場(第1・第2、50台、仮設トイレ有)

編笠山登山ルート

編笠山への登山ルートはいくつかあります、代表的なのは今回の「観音平」からスタートするコース。他には「小泉口」「富士見高原」「天女山・権現岳経由」になります。行動距離・行動時間・標高差の差は順にきつくなるイメージですね。初心者は観音平からスタートがお勧めです。我が家は編笠山から青年小屋を経由して権現岳へ目指し、小泉口コースで観音平まで戻る予定でした。このコースは意外に選択される方が多いと思います、日帰りとしても十分いけるコースですね。

ですが、八ヶ岳の象徴でもある苔むした岩やほぼ樹林帯というロケーションなので、メンタル的にはキツイ上りが待ち受けています。また、段差の大きい岩場での上り下りに加えて、急登があるので少々タフなコースになります。

観音平コース

観音平駐車場~雲海~押手川~編笠山~青年小屋~ギボシ(西・東)~権現岳のピークを踏むルートです。編笠山を通らず青年小屋へ行きそこから権現岳へのピークを踏む2通りがあります。

登山道的には終始(3/4程)樹林帯だと思ってください。展望的には雲海というポイントで初めて富士山や南アルプスが見えますが、その後は山頂直下の森林限界に出るまではひたすら、直登(急登)の岩場と樹林帯です。

初心者には、ちょいとタフなコースです。

富士見高原コース

このコースは通っていませんが、青年小屋でお話した方によると、こちらもほぼ樹林帯で眺望無し。このコースは西岳のピークを踏むルートと富士見高原から直で編笠山に到達するルートがあります。眺望は西岳の山頂のみで、メンタルがやられて二度と通らないって言ってました(笑)。

天女山・権現岳経由コース

こちらのコースも行っていませんが、距離があるので健脚向けですね。駐車場の関係もあるので、おそらく青年小屋や編笠山には回らず権現岳のピークハントで終了すると思われます。

山行記録

編笠山は舐めたらいかんぜよ(笑)。意外にきっつい上りがありますので、初級者は覚悟していってください。注意ポイントと登山道の状況をメインにご紹介します。

駐車場~雲海

駐車場に金曜の夜到着が23時ごろでしたが駐車台数は6~7台ほどで余裕の状態でしたが、朝の4時過ぎからわんさか車が湧いてきて5時過ぎには満車で第2駐車場も満車で路駐が出ていました。

駐車場からすぐに登山道の入り口です。

まずは雲海ポイントを目指します。そこまでは歩きやすく、傾斜は緩やかに上っていってる感じです。登山道の状態は特に危険箇所もなく問題ないでしょう。

ここで嫁のまさかの発言!

なんかキツイ!今日無理かも?

山爺
えっ?開始30分なんですけど・・・

あまり寝れなくて、体調が悪い!

山爺
・・・・無言。

そうなんです、嫁の体調が今一つでこの後の山行もどこまでいけるのか、嫁の自己申告に任せました。気温が11℃だったので、まだいいですが本来の7月の晴れの日だったら速攻で下山確定したと思います。まぁ、山は逃げませんので勇気ある撤退を意識しつつ進みます。これが権現岳へ行かなかった理由です。

八ヶ岳の山域を登山した方ならわかると思いますが、苔と割と大き目な岩と樹林帯がフルコースな感じです。山爺も樹林帯が苦手なだけに決行メンタルにはしんどいものがあります。

そうこうしている内に雲海に到着!晴れていれば、かなりの景色だと思いますが、この日は曇りです。景色はご覧の通りで、雨の日よりはマシかという具合。

雲海~押手川

雲海を過ぎたら、次は編笠山への直ルートと青年小屋への直ルートの分岐、押手川を目指します。

登山道的には、まだキツイと言うほどではありませんが、だいぶ傾斜もあり岩場が多くなってきます。また木の根っこも相当多いので、ここ数日間の雨による登山道の湿り具合は、ぐちゃぐちゃの一歩手前!岩も気の根っこもスリップ要注意な感じです。

押手川に到着し、ここで休憩をを取る方が多いです。この後の事を考えると、ここでしっかりエネルギーの補充はしておいて下さいね♪

押手川~編笠山山頂

さぁ、ここからがちょいときつくなる編笠山までの直登になります。登山地図を見ても平行移動なくほぼ直登ですので、上る前から嫌な予感ありありです(笑)。

案の定ですが、みなさんバテバテで登っていきます。急登は仕方ないですが、わりと膝をおもいっきり上げて登るような岩場も連続します、プラス非常に滑りやすそうな岩ばかりなので非常に神経を使います。

途中、梯子もあります。このつらい岩場交じりの急登を上っていくと、編笠山までの行程の3/4は終了で、ようやく森林限界にでます。森林限界を超えるとすぐに山頂なのでひと踏ん張りといったところです。

山頂到着!山頂は割と広いので、みんさん休憩がてら次に目指す権現岳や、赤岳の眺望を堪能♪

山頂~青年小屋

権現岳を目指すには、まず青年小屋まで下りてからギボシ・権現岳を目指します。山頂から青年小屋までの注意点は2つあります。

①ハイマツ帯の下り
②ハイマツ帯をでて青年小屋までの岩場

①ハイマツ帯の下りは、段差の大きい岩場での下りになります。ポール(ストック)を使っても良いですが、基本危険と感じたら後ろ向きでおりてください。

②ハイマツ帯をでて青年小屋までの岩場は、岩は大きいのでちゃんとルーファイすれば難しいことはありません。編笠山山頂を背にして青年小屋を目前に進みますが、ペンキの丸印は見ずらいです。(青年小屋から編笠山に向かっては見やすい)

初心者にとっては編笠山の山頂から青年小屋までは割としんどく感じるルートだと思います。実際この日は山頂からのハイマツ帯の下りで、初心者のグループによる相当の大渋滞を引き起こしていました。

決して初心者が来るなという意味ではないのですが、レクチャーできる場所で下山の歩行技術を教わってから下るべし!!!(これ以上は言いませんが・・・)

で、青年小屋到着!有名な「遠い飲み屋」ですね♪権現岳・観音平・編笠山と合流点なので非常ににぎわいますよ、なのでトイレ渋滞発生!トイレは外にもあるのですがタイミングが悪いと6~7人並びます(笑)。(小屋の中もありますが靴を脱ぐ必要有)

我が家は、嫁の調子が悪いのと、少々雲行きが怪しくなってきたのを感じ、ここで山メシ休憩を取る事にしました。この日は行動食だけで済まそうと思っていましたが、非常食に袋ラーメンを持っていましたので、行動食+袋ラーメンを食べました。

青年小屋の外にはテーブルとイスがあるので、わりと座れる確率は高いかもです。

青年小屋~押手川

観音平から編笠山に寄らない場合のルートを下る事になりましたが、基本的には上りと同じ感じの登山道になります。岩場・木の根っこで非常に滑りやすいです!

特段危険個所はありませんが、スリップだけは注意してください。

しかし、こんな奇跡の樹木を発見!ご想像にお任せします(笑)。

 

押手川~駐車場

ここは上りで通った道なので割愛。1ヶ所だけ注意!駐車場目前にして同じような道幅でY字の分岐がありますが、駐車場に向かうには「右」に曲がってください。

日帰り温泉

この時期の登山は、湿度もあるし汗も尋常じゃないので温泉に入ってから帰ります。小淵沢を起点にいくつかありますが、我が家が入った温泉は登山口から一番近いであろう「延命の湯(スパティオ小淵沢)」です。

スパティオ小淵沢:延命の湯HP
http://www.spatio.jp/hotspring/

料金:大人820円(市外) 460円(市民)
泉質:アルカリ温泉
設備:内湯・岩風呂・露天・サウナ・休憩室有

延命の湯は施設の一番奥にあります、登山口駐車場から下山してくると、11号線側から「道の駅・レストラン・体験工房・スパティオ小淵沢・延命の湯」の順で建物があります。

この日は空いていたので、ゆっくり温泉につかり道の駅で地元野菜を大人買いしました。

総評(まとめ・感想)

嫁が体調を崩したとはいえ、なかなかの急登っぷりでした(笑)。距離はそこまでありませんが、地味にしんどいってヤツです(笑)。八ヶ岳の南側の入り口ですので、ここから権現岳を目指して赤岳・横岳・硫黄岳を経て北八ヶ岳方面まで縦走も面白そうですね♪

テント泊者も何人かみましたが、登山道的には岩場のよっこいしょ的な部分が多いので疲れるだろうなぁ~!みな一様に「うぅ~」とか「あぁ~」とか言いながら上ってましたよ!

そうそう、この登山開始時刻が6時半(寝坊しました)だったのですが、権現岳周回をする場合は余裕をもって5時台に出発の方が良いかもしれません。朝方いちど起きた時が4時台だったのですが、みなさん出発の準備していたので何でかと思いましたが、上記の通りでちょっとタフなコース部分があるので、早出が良さそうだと実感できました。

この日のペースは嫁の調子が悪かったのもあったので、だいぶスローペースで上りましたがコースタイム通りで権現岳周回をしてしまうと、ペースが落ちた場合やトラブルになった場合は結構な時間が必要になりそうなコースです、やっぱり早出・早着は必須ですね。

この権現岳への周回コースはいずれリベンジするので、またその時にご報告します。

ではでは

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