登山ギアって言ったら幾つ出てくるのかそれは恐ろしい~(笑)でも登山をする上では全て重要なので「安物買いの銭失い」にはならないように!!※ギアそれぞれはレビューでご紹介していきます。
ざっと登山ギアを列挙しますよ。
靴/ザック/ポール/アイゼン/テント/シュラフ/バーナー/テントマット/クッカー/水筒/ハイドレーション/ヘッ電/時計/エマージェンシー/ヘルメット/磁石ゴーグル/サングラスetc
まだまだありますよ~でも、ご安心を必要になってから揃えても遅くないものもあるので、このページでは最低限最初に必要になるものを少し深堀します。
目次
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登山靴
「登山を始める」ページで軽く説明しましたけど、もう少し深堀していきますので登山靴購入の際の参考にしてくださいね^^山行レベルや趣向によって登山靴のチョイスは変わりますので、それぞれの特徴と性能を山爺の主観で記載しますね。
登山靴の選び方のポイント
山爺的に安い靴は買わないほうが良いと思っています、必ずといっていいほど後悔をして買い足すことになりますので、買うのであればそこそこの靴を購入してください。
ポイント
・足首の高さ(ハイカット・ミドルカット・ローカット)
足首のホールドは捻挫予防にも有効
・素材(オールレザーor化学繊維混合)
見た目と好き好きで
・ソールの固さ(歩きやすさ)
一長一短あり
・重さ(ある意味軽さは神です)
軽さは神ですが、重い事による安定性も必要
バックパッキング
山爺的には一番長持ちしてどこでも対応ができる登山靴だと思っています。岩場の多い登山道・草原・樹林帯と全てにおいてカバーしていると思います。(山爺は恰好が派手なので服装に合いません:バブル世代なのでミーハーなのです)
・LOWA(ローバー) タホー
・hanwag(ハンワグ) アラスカ
ヌバック革と内貼りがゴアテックス素材で出来ているタイプや総表革で出来ているものがありますね。そこそこのソールの固さ(シャンクと言います)、長時間の歩行でも疲れにくいソール形状(歩行性が良い)をしています。外れの無いお勧めの登山靴ジャンルです。
ポイント
ワックス加工やメンテナンスが必要です。ですがしかっりメンテナンスを行えば10年は持ちます。割とゆったり履ける靴が多い。
マウンテニアリング
今の登山の流行からいうとこのジャンルの靴を履いている方が多いかな~山爺もそうです。厳冬期(雪山)以外のシーズンをカバーし、部分的に岩場の多い登山でも対応できます、そして軽いです。
LA SPORTIVA(ラ・スポルティバ) トランゴアルプエボ
SCARPA(スカルパ) トリオレ プロ GTX
GARMONT(ガルモント) TOWER EXTREME LX GTX
バックパッキングに比べるとソールが固く、正直長時間歩行をすると疲れます。ですがカッコいい(笑 個人的主観ですがメンテナンスをしていてもバックパッキングよりも痛みが早いような…。
ポイント
メーカーにより木型が違い合う合わないがはっきり出ます。このジャンルで購入の際は何度も履き比べをしてください。
アルパイン
このジャンルは完全な雪山仕様の靴です。違いは靴に保温材の層が入っていることです。そしてソールは最も固いです。雪山登山をしない方には必要ない登山靴ですね。(流し良いかスルーでOKです)
LOWA(ローバー) バイスホルン GT
LA SPORTIVA(ラ・スポルティバ) ネパール エボ GTX
SCARPA(スカルパ) モンブランプロ GTX
このジャンルは結構メーカーでもラインナップが少ないので他人とかぶる率高しですが、お値段も目が飛び出ます。でも雪山登山をするには必須かな!
ポイント
メーカーにより木型が違い合う合わないがはっきり出ます。アイゼンとの相性もありますので購入の際は慎重に。
登山靴まとめ
いわゆる「トレッキング」といわれる20,000円以下で買えるような登山靴を紹介しなかったかというと
①ソールが柔らかすぎる
②ミドルカットやローカットで足首を保護できそうに無い
③いい靴が欲しくなる。
多分、登山の趣向によって欲しい登山靴がでてきてしまい、買い直しに走ったりで無駄になります。他人の芝生は青く見えます(笑 ですので、よーく吟味した上で登山靴は買ってください。また場合によってはレンタルでためし履きをして登山をしてみる、その上でトレッキングレベルの靴で良いと思ったら買えば良いです。
注意ポイント
登山靴はカッコいいコレが欲しいと思っても、まずお店で履いてみてください。残念な事に小指の付け根があったって痛いとか、足の甲が窮屈でしっくりこないとか様々な症状がでます。お店に行ったらその靴を30分くらい履いて歩きまわってためし履きをして決めましょう。
ザック
登山用のザックは何を買えばいいのか?まず、登山用のザックはリットルであらわされます。『登山を始める』でご紹介したように、日帰りや小屋泊・テント泊でそのリットルが変わってきます。
まず最初の一つ目としては30リットル前後のザックを購入するのが一般的ですね。その後に山行の違いにより買い足し・使い分けをしていくことになると思います。
ポイント
ザック購入には、背中や肩のフィット感、背面の形状(メッシュ等)、ウエストベルトのホールド感等さまざまなチェックポイントがあります。登山のお店で色々聴きながらフィッティングをして購入してください。
日帰り 30L前後
このクラスのザックは大体25リットル~35リットル位のラインナップが各メーカーから出ています。山爺はもうありせんが、最初に購入したザックはカリマーと言うメーカーの38リットルのザックを使っていました。その後、ミレーの35リットルを購入し「日帰り」「雪山」と泊りの無い山行は全てこの35リットルのザックで賄っています。
普通はこのクラスのザックを購入すれば、ほぼほぼ最初は困らないと思います。
注意ポイント
『大は小を兼ねる』その言葉通りなので、あまり小さいサイズを購入するとギア等入れられず困ることがあるので注意です。
小屋泊 40L前後
このクラスのザックは荷物が多少増える小屋泊での山行や、荷物の多くなる雪山山行でも使われるサイズです。山爺的にはなぜか中途半端な感じがして、イマイチ利用シーンが浮かばばいクラスです。
小屋泊 60L前後
このクラスはいわゆる大型ザックと言われるザックです。テント泊や縦走と言われる数日かけて山から山へ歩く時に使うザックです。1泊または2泊位でで55リットル~65リットルが一般的かな!山行日数が多くなり、荷物が多くなればさらに70リットルや85リットルと増えていきます。山爺は65リットルのザックで3泊4日まで賄っています(本音はもっと大きいザックがほしいが高い!!)
注意ポイント
このクラスのザックは必要になってから買うと思いますが、サイズ(リットル)はよーく吟味してから購入をお勧めします。
ポール・ストック
杖の事です(笑 ポールと言ったりストックと言ったりします。山爺的にはポールっていたほうがカッコイイって思ってます。40代50代から始めるならポールはあったほうがいいです。山爺も積極的に使ってます。なぜなのかと言うと「膝をやられるから」です。見た目からいうとポールを使ってないほうがカッコよく見えますが、肉体や関節の衰えには勝てません(笑 上りはまだいいのですが、下りは非常に膝に負担がかかります(段差の大きい登山道やテント泊で重いザックを背負っている場合)。 使わなくてもいいですが、いざって時に持ってると非常に歩きやすくなります。(足の筋肉アシスト・膝負担軽減・バランス補助)
ポールにはさまざまな種類・材質があり、お値段もピンキリですですが、独断と偏見でご紹介していきます。
種類
まずはグリップ部分には「T字型」「I字型」の二種類あります。お好みかもしれませんが、山爺的には「I字型」のほうが握りやすく扱い易いと思います。
材質
材質には「アルミ」「カーボン」の二種類あります。お値段的には「アルミ」軽さでいったら「カーボン」になります。二種類合わさった複合タイプもあります。(余談:昔はカーボンのポールは強度が心配と言われていましたが、最近は強度アップが図られ安心して使えるそうです。)
山爺は「アルミ」の材質を使っています、思いのほか頑丈で曲がったことも壊れたこともありません。
ジョイントの方式
ポールは使わないときは伸縮して短くなります、そしてポールのつなぎ方(ジョイント)には二種類あります。「テレスコーピング式(引き出し)」「折り畳み式(分割)」です。前者は値段が安く強度が高いです、後者は値段が高く前者より強度は低いですが収納が便利です。
山爺は「テレスコーピング式(引き出し)」を使っています、登山を始めてから買い替えてはいませんが、欲を言えば「折り畳み式」が欲しい。
その他
ポールは自分の身長に合わせて購入します、ある程度の長さ調整も可能になっています。その際にシャフトの部分を固定(ロック)するのですが、これもいくつかの方式「スクリュー」「ピン」「レバー」があります。最近は「スクリュー」は少ないかもしれません。「レバーロック」が長さ調節の微妙なアジャストが可能です。山爺も「レバーロック」です。
今後、雪山山行を考えている、雪山も行ってみたいと思っている方は「バスケット」と言われる部分が交換可能なタイプを購入してくださいね(メジャーなメーカーなら大丈夫です)。
ポイント
ポールは「軽さ」「強度」「値段」の三要素で購入検討してください。案外重要なアイテムですので先の三要素を意識しつつフィッティングをしてください。
まとめ
「登山靴」「ザック」「ポール(ストック)」と基本的な説明をしてきましたが、特に「登山靴」「ザック」は最初に購入する3種の神器みたいなものですから、購入失敗はしたくないですよね!ご自分が今後どんな登山をしていくかで何を買うべきかが決まってきます。一つ言えるのは登山がステップアップしていくと、どうしても新たな登山用品を購入しなければならないのはしょうがいないと思ってください。
安全や安心を買うんだと思って前向きに挑みましょう(笑
【登山を始める】 ども、山爺です。このページはこれから登山を始めたいって言う初心者40代50代の方への内容なので既に登山をしている方にはあまり意味がないかもしれません、あしからず!(ちなみに山爺が登山を始めた年齢は44 ...
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